今ひとたびの修羅 | 遠藤夏輝オフィシャルブログ by Ameba

今ひとたびの修羅

先日、舞台を観にいった。


色々な舞台のお誘いを受けても、時間が無くて


なかなか観にいけない。


いつも申し訳なく思っているんだけど、


今回はポッカリ予定が空いたのでやっと行けた。


新国立劇場で、“今ひとたびの修羅”という舞台。


遠藤夏輝オフィシャルブログ by Ameba


原作・尾崎士郎

演出・いのうえひでのり


キャスト

堤 真一、宮沢りえ、小出恵介

岡本健一、小池栄子、風間杜生 他



平日なのに、ビックリするほどの超満員!


堤さんも好きな役者さんだし、宮沢さんの艶のある美しさに


うっとりしてしまった。小池さんの演技の上手さ。


小出くんは舞台にも出ていたのか? 岡本健一くんも……。


とそんな印象だった。


風間さんの存在も大きく、観ていて安心感があるし、


脇をかためる俳優の人たちも良かった。


今まで舞台を観て、感激したことはなかったけど、


今回の“今ひとたびの修羅”は最高に良かった。


義理人情の世界で生きる昭和初期の任侠物語。


そっち系の世界は嫌いじゃないので、特にかも知れないけど、


愛する女と別れても、義理のために命をかけて加勢にいく、


なんて話は、『原宿バッド・エンジェルス』ともカブるし、


分かるなぁ、そういう男心、なんて思いながら完全に感情移入


してしまって、クライマックスのシーンでは、


不覚にも何度も涙を堪えるのに必死だった、っていうか


泣いたね。昔とオーバーラップしたり、色んな感情が


渦巻く舞台って、あまり無いと思う。


役者さんも演出も音楽も、すべて良かった、という感じかなぁ。


俺の中では満点だね。


では、またパー