活かされ、生きる！

試写会が間近に迫ってきた。楽しみなんだけど……。

観た人の評価をＯプロデューサーが教えてくれる。なかなか

良いみたいだ。でも最後に必ず彼は言う。「遠藤さんが観たら、

なんだこれ、って言うかも知れませんよ」って……。

持ち上げて落とす、みたいな。どっちなんだよ、というか、俺の

感想は観てからじゃないと言えない。

未だに実感がない。周りのみんなは凄いことですよ、とか。

普通じゃ有りえないことです、とか。自分の経験してきたことが

映画になるんですよ、まだ生きてるのに。とか言われるけど、

言われれば言われるほど冷静になってしまう。

でも、映画は期待しちゃう(*^.^*)

最近つくづく思うことがある。生き方や人生の中で、やってきた

こと、そして今やっていることで、無駄なことは何もないんだな

ぁ、って……。

それを活かすのは自分次第じゃないかなって思う。と言って

も、俺が今までやってきたことが活かされるなんてことは、当

時、誰も分からなかっただろうし、預言者じゃないんだから、

俺自身わかる訳がない。

運がいいんだよ。恵まれてるんだよ。と人は言う。そうかも知

れない。ガキの頃から不良をやってきて、物書きの仕事に就

くまでアウトローの世界に浸かっていた。

そして色んな過去の経験を活かして、実録物の脚本を書か

せてもらったり、クールスのメンバーや、岩城さんや舘さんに

目をかけてもらっていたことから、本も出版させてもらった。

そう考えたら、普通じゃ有りえないことをやらせてもらっている。

すべて活かされている。そして活かせてもらっている。

そういう意味から言うと、俺がやってきたことが、じゃなく。俺

がやっていること、でもなく。全て人に活かされ、世の中に生

かされている。

人間、いつどこでどうなるかなんて分からない。過去にやっ

てきたことも、今やっていることも、決して無駄なことはなく、

人と人の出会いも全部、意味がある。そう思っている。

不良だった俺が何かを教えるなんておこがましいけど、何か

を伝えることは出来るかも知れない。

そんなことを考え、いま生きている証しにできたらいいなぁ、と

思っています。

ところで、１７日は阪神・淡路大震災から１７年経った。ここに

集ってくれるブロガーさんの中にも、被害に遭った人たちがいる。

追悼行事では、東日本大震災の被害者も招かれ、ともに犠牲者

の冥福を祈り黙祷した。

決して忘れてはいけない二つの大震災。そう思った。

では、また