何故、嘘をつく? | 遠藤夏輝オフィシャルブログ by Ameba

何故、嘘をつく?

俺がブログをやりはじめたとき、ブログって、どんなふうに、

どんな書き方で、どんなことを書けばいいんだろうか、と

けっこう悩んだときがあった。

そんなとき、美咲さんというブロガーさんのブログを読んで

いて、すごく優しい気持ちになった。素敵なポエムを書いて

いるブログだったけど、まったく嫌な気分にならない。セン

スがあって、なかなか奥が深いことを書いている。そう思っ

て、俺は美咲さんにメールを送って聞いてみた。


「ブログを書くとき、一番意識していることはなんですか?」

と……。


「人のことを絶対に悪く書きません。自分のことを悪く書い

ても、相手のことを悪く書いたことがないんです。誰が読

んでいるか分からないし、どんな書き方をしても、万人に

受けるとは限らないから、気をつけています……」


当たり前のことだけど、とても大事なことだ。俺もそれを心

がけようと思った。


正直言って、今回のBSのことでも、本当はもっとI氏に対し、

自分のムカついている気持ちを、そのままぶつけてやろう

かとも思った。でも、それを読んで誰がいい気持ちになるだ

ろうか。だから悪口や愚痴じゃなく、どんなことがあったのか

ストレートに説明するように書こう。自分やJINO監督にも、

反省するべきところがあるのだから……。

そういう気持ちで書いた。



昨日、俺はすごく嫌な気分になることがあった。それはBS

の比ではないくらいに衝撃を受けた。


あるクールスファンの人からメールをもらい、

「週刊大○という雑誌に、とんでもないことが書いてあります。

読んでみてください」

と……。


俺は普段、漫画とか週刊誌とかあまり読まないけど、そこ

まで言われたら読まないわけにもいかず、買って読んだ。


それを読んで、嫌な気分を通り越し、情けないやら、悲し

いやら、なんで? という思いで暗くなってしまった。何故、

この人は嘘をつくんだ?……と。


俺のことを2チャンネルで書こうが、誹謗中傷しようが、

そんなことは構わない。でも、舘さんや岩城さん、そして

ピッピさんのことを悪く言う奴は、たとえ先輩であっても、

許せない……。



『俺と岩城と舘ひろしの3人でクールスを作った。2人とも

バイクのバの字も、ケンカのケの字も知らない。あの2人

は生き方が上手いから、なんかあると、すぐにいなくなっ

ちゃう(笑)。ひどい目に遭うのは俺ばっかり……』


これは現在もクールスという名前のままバンド活動してい

るメンバーのHさんという人のインタビューページから抜粋

したもの。

そしてプロフィールのところに、「舘ひろし、岩城滉一と74年

に結成したロックンロールバンド『クールス』のリーダー」

と書いてあった。


ピッピさんも誰かに聞いたらしく、電話があって、驚きと憤

っていた。そして、舘さんも岩城さんもすでに知っている。

舘さんも、岩城さんも、この雑誌の記事を読んでも、本気

で怒りはしない。それが器の違いだろう。でもHさんに対し

ての信用は完全に失う。真実を語らず封印しているのに、

これ以上、自分で墓穴を掘らないほうがいい。

俺はHさんが当時、何をやってきたか知っているけど、な

にか問題や事件を起こすたびにケツを拭いてきたのは、

いつも岩城さんや舘さんやピッピさんだった。


ありもしない大嘘をついて、人の悪口を言って、それを読

んだクールスファンの人たちは、誰がいい気持ちになるだ

ろうか。誰がHさんのことを、カッコいいと思うだろうか。逆

にカッコ悪くなるだけだ。


俺のように、当時を知っている人はたくさんいる。回りの連

中に嘘の話をする分には仕方がない。でも文字に残してし

まったHさんは、完全に自分で自分の首を絞めてしまった

ようなもの。男を完全に下げてしまった。そんな感じだ。


みんな当時のクールスに憧れて、好きな思いは変わらず

ファンでい続けているのに、クールスの名をこれ以上、

地に落としてはいけない。イメージダウンになるようなこと

を、自らやっているということを、もっと分かってもらいたい。


週刊誌の記事などで、自分を良く見せるために、人をおと

しめたり、人の悪口を言ったところで、誰が気持ちよく読め

るだろうか。ということを俺は言いたい。逆にシラけてしまう

し、自分で自分のことをいいように自慢する奴って、実際は

そうでもない奴が多いし、その話は信用できないのが、

一般論だと思う。


文字にしたとき、決して人が嫌な気分にならないように、こ

れからも心がけていきたいと思います。


俺は明日、取材で大阪に行ってきます。多分、日帰りにな

ると思いますが、大阪は寒いんだろうか?



では、またパー