あまりテレビを見なくて芸能ネタに疎もので、、、
ミッツ・マングローブさんのこと、
カッコいいなぁって思いつつ、詳しくは知らなかったんですね。
で、今更ながら、星屑スキャットというボーカルトリオをされていることを知り、聴いてみました。
いい!
歌が本当に上手。
聴いてみて下さい!
中学校から洋楽ロックにハマって、音楽通っぽくしてましたが、こういった系統はノーマークでした。。
嬉しい発見です。
90sテイストに味付けした歌謡曲を、女装シンガー3人がガチの歌唱力で歌う
って感じですが、
ロックやソウルのような派手で分かり易く自己主張するボーカル、というより、緻密にメロディと歌詞を表現する感じで、
本当に巧いなぁって聴き込んでしまいます。
そして、声は女性的でありつつ、無理に女性に似せずに、歌を優先した心地良い声。
(Pikoさんみたいな両声類のボーカルも好きです♪)
それにしても、
このようなプロの女裝の方というのも、私にとっては何というか不思議な存在です。
決して否定している訳ではなく、ポジティブな意味で、魅了されるけど、言語化して捉えられない感じです。
所謂、「女性になりたい」という想いから発したものではなく、どちらかと言えば、アイデンティティはゲイで、表現手段として女裝があるようです。
ミッツさんの本もとても面白いです。
私はミッツさんに年齢が近いので、生まれ育ちや20代の頃のお話の背景にある世相は見覚えあるのですが、心に映った心象風景が全く異質で、その違いに驚くばかりでした。
拙い理解でまとめると、
鋭い感性とセクシュアリティ故に、何処にもアイデンティティを求められず彷徨けて、芸に昇華させた方なのかなぁ
と捉えたのですが、
正直まだ消化しきれてないです。
きっと、ゲイというセクシュアリティについての私の理解が浅いのが一つの理由な気もします。
LGBTQと括ってみても、それぞれが背負うスティグマや見える風景も異質ですが、だからこそ他のマイノリティから学べることがあるように思えて興味があるのですよね。
【余談】
もう一つ動画をつけます。