まだ7~8歳だった頃、何度か同じ夢を見た。

宇宙の法則のようなものを発見し、
「ああ、そういうことだったのか、これは覚えておこう。目が覚めたら書き留めておこう。」

でも起きたら何も残っていない。
あの無常感はたまらない。




感情ってやつも、そんな感じだ。
この感情には覚えがあるな・・・っていう既視感があって初めて気づくときがある。
それはたいてい誰かに対する不満だったり
自分自身への反省であったり
誰かを失う直前の空虚な雰囲気だったりする。

なぜ繰り返したくないことばかり繰り返してしまうのか?
それらは事前に防げないものなのか?
自分は前に進めているのか?
なんて。


たぶん、自分で自分をもっと制御できる人間なんだって
過信しているのかもしれないな。
考え方や行動って、もうすでにプログラミングされている部分がものすごく多くて
そこから逸脱するってのは並大抵のことじゃない。
理性的行動という名前をつけて保存したいのに
感情はいつもいつも暴走するのです。


すべてを塗り替えてほしい。
そんな衝動ですら制御は不可能なのに。


そうして色を塗り替えられないのなら
せめて塗り重ねてゆきたい。
深い色を手に入れる、いつか。