「○○だと、お客さまに拒否感があって売れない」

「やっぱり時代の流れは○○だし、求められてるのは××じゃないんだよ」


ねえ、それ、本当に「お客さますべて」がそう言ってるの?

世間の流れって、具体的に、どこの、誰の意向なの?


なんかちょっと抽象化して言えば、さも事情通で頭良さげに聞こえるけどさ。

いったいどこで統計とってんのよ?それ、あんた否定している方のモノの持つ需要と比べてより大きな需要があるって、ちゃんと有意差出てんの?

自信たっぷりに大きな声で言われたら、一瞬流されそうになるけれど。


結局問い詰めたらきっと、自分の担当のお客さま1人の意見だったり、単に自分の個人的な感覚や好みの問題でしかなかったりする。

批判するなら言葉は正確に。

簡単に一般化しないようにしなくちゃ。

自戒を込めてそう思う。


一般化しやすいタイプって2パターンあるように思う。

1つは、柔軟性に欠ける人。自分の見る世界がすべてだと思ってしまうタイプ。

もう1つは、ついノリで、大きなこと言っちゃう人。

…私もこのタイプ。気をつけなくちゃなあ。仕事の話のときは、しないように気をつけてはいるんだけれど。

対策として、「あ、しまった」と思った後は、すぐに「私は、そう思います」と付け足すようにしている。



仕事に関係ないけれど、前者のタイプにこう言われたことがあった。

「女は、能力的に男の人と同じようには仕事できないでしょ。だから、やっぱり結婚して家庭に入るのが一番の幸せだと思うの」って。

その当時、結婚の「ケ」の字も出ていなかった私ともう1人の友だちを前にして。自分の結婚が決まって、いずれ辞めるという説明で。


大人げない私は、こう言い返してしまった。

「でも私は、同期の男と比べて、女だからという理由で能力的に劣っているなんて今まで一度も感じたことないよ」、と。

「女は」ではなく、「私は」と言えと。勝手にくくって一般化するなと言いたかったのだ。