休日に晴れて、なおかつ自宅にいるのは久しぶり。先週の土曜は実家にいたから。
午前中に布団を干し、洗濯を3回終わらせた。たぶん主婦の方からしたらそんなの「いつでも当たり前」なことなのかもしれないが(主婦じゃなくてもちゃんとした人なら)、私にとっては奇跡に近い。
実家で暮らしていた頃も、一人暮らしだった頃も、とても怠惰に生活し、シーツを洗ったり布団を干したりといったことも定期的にきちんとしていたりはしなかったのだ。
「本当に女なのか?」と自分でも疑いたくなるくらい、だらしのない、雑な生活をしていた。
結婚していた頃、急に「きちんとした生活」を意識するようになった。「自分の家庭を持った」という気持ちから、少し大人になれたのかもしれない。
そうはいっても自分のペースで好きにできるわけでもないのが結婚生活。私は相手に合わせすぎるきらいがあるのか、「今日はたまった家事をしたい」と思っていても元夫が「晴れているから出かけたい」と言えば、機嫌を損ねるのが嫌で、ついそれに乗っていた。
それで、いつもどこかで「きちんとした生活ができていない」ということが気になっていた。
そんな思いが降り積もっていたのか、今までになく「きちんと生活」している。
すべてを忘れようとか、なかったことにしようと思うこともあるけれど。
ゼロに戻るわけではなく、そこを経て、色々な思いを重ねたからこそ、今の自分があるのだろう。
その自分を、きちんと受け入れていけたらいいなと思う。