父が、旅行に行った。
今夜は久々のひとりだ。

朝、父と少しケンカしてしまった。
父に、話は進んでいるのか?と聞かれ、うん進んでるよー!とわざと脳天気に答えたのが勘にさわったらしい。
「進んでるよ、って、お前、ずいぶん無責任だな」

冷静になればわかる。父はずっと内心で心配しながら、私のことを思いやってどういう状況なのか聞かないようにしていたのだ。我慢し続けたうえで、たまりかねて聞いたのに、当の私のまるで他人事のような言い方にカッとなったのだろう。加えて、父はなるべくなら離婚はしない方がいいだろうと思っている。育った時代が違うのだからその発想も当然だし、私も、自分がどんなに苦しんだかまでは伝えていない。


それがわかるのは、冷静ならば、だ。

言われた瞬間、私は泣きながら怒鳴ってしまった。


私のどこが無責任なの?
私が悪いって言うの?
私がどんな気持ちで、どんなに苦しみながら、それでも半年、もう死にたいって毎日思いながら頑張ってきたか知らないでしょう?
私は悪くないわ。私は無責任じゃないわ。私は、この結婚を続けようと、必死に頑張ったわ!
それでも、どうしてももう気持ちは戻らないって言われたんだもの、仕方ないでしょう?
ひどいこと言わないで!


父はびっくりし、そしてため息ばかりついていた。


今日からお友達と旅行なのに…。
出戻りのダメ娘のせいで、気分を台無しにしてしまった…。心配して、ご飯作ったり、優しくしてくれていたのに、ヒステリー起こしてごめんなさい。


でも今日は、ひとりになれて良かった。
心配させる、とか気にしないで、思う存分、ぐうたらしながら泣きます。