娘のリクエストで、映画「かがみの孤城」を観てきました。原作は辻村深月さんの本屋大賞受賞作品です。



娘は年末から観たいと言っていたものの、帰省予定ですぐには映画館に連れていってあげられなかったこと、せっかくなので小説としても味わってほしいと思ったことから、まず小学生向けに総ルビをふった小説を購入しました。



小学校中学年以上が対象だったかな。

読書が好きな子ならあっという間に読めると思います。娘も帰省中に読み終えました。


私も原作を読んでいたので母娘とも結末を把握したうえでの鑑賞でした。あらすじはこんな感じ。


【映画公式サイトより】

学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。

戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?


以下、ネタバレなしの感想です。


映画のストーリーは原作に忠実でありつつ、より分かりやすく構成されていると感じました。

学校に行けなくなってしまったらどうすればいいのか、戦うべき相手は誰か。その答えがきれいごとなしに描かれていたのがとても良かった。


今の年齢の娘といっしょに観ることができてよかったと思います。小学校3〜6年生くらいのお子さん(特に女の子かな)におすすめです!