我が子は、二人とも「まじめな子」です。

私自身も、小さな頃から「まじめな子」でした。


「まじめ」って、子どもに対して使われるときは褒め言葉じゃない方が多いんですよね。


まじめな子より、ふざけてハメを外す子のほうがみんなの人気者になれる。子ども同士で「あの子ってまじめだよね」というときは、ほぼ悪口に等しい。


大人だって、表面上ではまじめな子をエライエライと褒めるけど、陰では「子どもらしくないね」なんて言ってたりする。


中学生のときは、風紀委員になって、まじめに考えた結果、「この校則は意味がないと思います」と先生に進言したら、却って煙たがられたこともあったっけ笑い泣き


社会人になれば、あの人ならまじめにやってくれるからと雑用を押し付けられがち。

まじめで得することって何かあるんかな‥。


つい先日も、保育園でみんなが靴を脱ぎ捨て走っていく中、ひとり靴を片付けていたため、遅れをとっておもちゃを使えなかった息子の姿を見て胸が痛んだところです。

(本当は靴は片付けなくてはいけない。だけど、先生はしかたないわねぇ、という雰囲気でわざわざ注意はしない)


だけど、ずっとそう思っていたけれど、アラフォーになった今、ようやく「まじめ」が評価されるようになってきたとも感じています。

普通に仕事をするだけで、信頼されていく。

気がつけば、周りの友人もまじめで信頼できる人ばかりになっている。


あと30年したら、まじめはきっと価値になるよ。

まじめな人生も悪くないよ。

まじめな人生に幸あれ!