ゴールドコースト最後の日、今日はコアラの抱っこという、オーストラリア旅行最大の目的とともに、明日の朝早い飛行機に備えてブリスベンへ移動してホテルに泊まるという大きなミッションがあります。
がんばれ、方向音痴。という感じです。
日本でも、いや、家の近所でさえも迷う私には、見知らぬ土地での移動はかなりのハードワーク。
ガイドブックはないし、英語はしゃべれないし、子連れだし、大荷物だし、と色々とハードルはありますが、めげずに頑張ります。
まずはホテルをチェックアウト。
フロントでは「チェックアウトプリーズ」と言えばやってくれます。
4泊おせわになりました。
ロケーションとしては、繁華街にも海にも近くて、とても便利な良いホテルでした。
お部屋も快適に過ごせました。
ありがとう、マントラ レジェンズ ホテル
さて、ブリスベンへの移動ですが、大丈夫
ちゃんとわかるよー。
まずは、路面電車に乗ります。
そして一駅で降ります。
それからバスに乗り換えて20分ほど。終点がネラング駅です。
次に列車に乗り換えてこれまた1時間くらいでしたかね、案外スラスラ行けました。
ちなみにホテルは「アゴダ」というサイトでスマホのアプリをインストールして予約しました。
カードから引き落とされたけど、初めて使ったので、ちゃんと予約できているかどうかっていうのは本当に不安でしたが、マントラが大丈夫だったので、次のヒルトンもきっと大丈夫。
たぶんブリスベンなら他にもホテルはたくさんあるはず、ということで、ゴロゴロとスーツケースを転がして歩いてホテルに行きました。
案外駅から近い。
海外は、日本と違って番地じゃなくて、ストリート表示だから、どこの道を行けばいいかがわかって、何気に日本より迷いにくいのかも。
まだ10時くらい〜。
とりあえずスーツケースだけは預かってもらおうとフロントへ。
何言ってるかわからないけど、名前を行って、アゴダの予約ページを見せると、何か言われて荷物は預かってくれる模様。
やったー!
英語、ほとんどわかってないのが切ないけど。
えっと、これからローンパイン国立公園に向かいます。コアラ〜
ブリスベン駅近くのどっかのバス停から30分に1本くらいしかバスが出てないらしいので(トランスリンクのサイトで調べた)、あと10分でバスが来る!
けどバス停がどこかわからないっっ
娘と二人、走る、走る…
何か地下にあったのよ、バス停。
地上じゃないの。いくら探してもみつからないはずだわ。
デパートみたいなところの地下とつながってるんだけど、歩行者天国の道路からも階段で降りられて、たまたまそこを見つけたから良かったけど、焦りました…
バスに乗って40分ほどで、着きました〜
コアラ、コアラ、コアラー
コアラゾーンは抱っこの列が長いこともあり、素通りし、まずはカンガルーエリアへ。
そして近い。
エサはほとんど食べないけど、娘は一生懸命あげてました。
次こそはコアラーーーー
列に並ぼうと思ったら、ランチ休憩とのこと。
サンドイッチを近くの売店で買って食べて、ようやくコアラ。
あぁ、念願の抱っこよぉ〜
で、その時になってようやく「チケット売り場」なる存在を知るのです。
入り口でチケット買った時に「コアラを抱っこしたいので、そのチケットもちょうだい」と言ったのですが、なんか言われたので、中で買うのかな、と漠然と思っていたのです。 チケット売り場は売店か、売店にある自動販売機らしいです。
で、自動販売機に行くと、なんかカバーがかかってる。
そして売店に聞くと「ないわ」みたいなことを言われる…
そこで、コアラ抱っこの人に聞くと、どうやら今日の分のチケットは完売してしまっているらしい…
そ、そんな……
はるばるオーストラリアまでやって来たのに、そして今日が最終日なのに、コアラを抱っこできないのぉぉ〜
大号泣しちゃいました。
人目もはばからず、ほんとに大号泣。
だって、だって…
このオーストラリア旅行を企画したとき、一番娘にさせたかったのは、コアラの抱っこ。
あのユーカリの香りでいっぱいの、優しいコアラの感覚を、娘にも味あわせてあげたかったの。
コアラを抱っこできるところはいくつか候補があって、当日の天気とかスケジュールとか娘の体調とか見ながら、伸びに伸びて、ようやく今日、できるはずだったのに…
落ち着くまで、しばらく時間がかかりました。
でもダメなもんは仕方ないじゃんね。
娘は未経験なので、さほど悔しがる様子もなく「仕方ないよ、ママ」とあっさり。
こだわってたのは私だけかぁ。。
後日、娘にオーストラリアのはことを聞くと「シンガポールより楽しかった」とのこと。
その理由は「遊園地(ムービーワールド)と、カンガルー」「暮らすようにのんびりできたから」とのこと。
私としては、シンガポールの方が楽しそうな感じていたけど、最後の2泊は都会の方で、あちこちの観光名所を回ったから、ポイントは「のんびり」ってところだったのかな?
カモノハシもチラ見し、またしてもカンガルーのところに寄って、バスでブリスベンに戻りました。
もう夕方です。
明日の朝ごはんを買ってきましょう。
ホテルのコンシェルジュに、明日の飛行機の時間を伝え、空港までの一番良い交通機関を聞くと、タクシーとのこと。
じゃ、電車にはもう乗らないわけだ。
ゴーカードという、こっちのチャージ式交通機関を用のカードを払い戻ししてもらわないとね。
調べると、ブリスベンでは、歩行者天国になってるメインストリートにいくつか払い戻しができるところがあるとのこと。
このお店では、娘と私がペチャクチャおしゃべりしてるのを聞いて、店員さんが「なんかラップみたい」と珍しそうにしていました。
日本人と会う機会が少ないのかな?
夕飯は、あれのれさまよったけど、娘の口に合うものがなかなかなく、結局またしてもチェーン店とおぼしき、ゴールドコーストでも食べた「長浜ラーメン」へ。
娘はラーメンいっぱいを完食。
日本ではまだ、ラーメン一人前を食べたことはありません。
よほど美味しかったのでしょう。
そして最後のwoolworth(スーパー)へ。
明日の朝食は、何の味付けもないパン。
帰りの道で、ウィンドウの中に、こんな素敵なカラクリ人形がいくつものシーン、ありました。
これは家族でバーベキュー。
早く帰らなきゃ。
と、ここでまたしても迷うんですが、何とか無事にホテルに戻り、明日に備えます。
コンシェルジュさんにはタクシーを7:00に予約してもらったので、その前にはチェックアウトしなきゃ。
えっと、朝食と支度の時間があるから…と逆算しながら、最後のビール。
娘よ、本当にごめん。疲れたよね、いろいろ。
翌朝。
昨日買ったパンを食べると「おいしい!」
娘は気に入った様子。
飛行機でも食べるとリュックに残りをいれました。
何もないパンって、疲れた胃腸と慣れない食事で辛い時にはありがたいのね。
一階に出ると、約束通り、タクシーが待っていてくれました。
ありがとう、ヒルトンブリスベン!
ここも素敵なホテルでした。
マントラより安かったけど、こっちの方が高級感が漂ってたなぁ。ホテルマンも、ビジネスっぽくて安心できました。
タクシーに乗って30分くらいでしょうか、確かに荷物を持って、電車でアワアワ移動するよりずっと快適でした。
空港ではちろりと買い物し、チェックイン、スーツケースを預けます。 あとはチケットを手に持って、時間までブラブラ。
ものすごいカード社会なんですねー。
飛行機では、映画を見て、ちょろっと昼寝をして、娘は機内食をほとんど食べずに持ち込んだパンを食べ(帰国してから、残りをパパにも勧めてた。めちゃくちゃおいしいんだよー、と。たぶん日本で食べたら普通の味だよ、きっと)、無事に成田空港につきました。
出口では夫が!
あれ? ちょっと顔が違う?
むくんでる?
なんか別人?
私が瞬間的に思ったのは「ろくな食生活ではなかったんじゃ?」
でも私たちの姿を認めて笑顔になると、だんだんといつもの顔にじわじわ戻ってきた。
しかも本当にじわじわ。
あぁ、寂しかったのね…
娘も最初、あまりにもパパの顔が違うので驚いたみたい。
そういうこともあるんだねぇ。
帰りにお迎えっていうのは、楽チンで助かるわー。
夕飯は、外食、という気分ではなく、コンビニで久しぶりの納豆巻きを買い、車で食べました。
おいしい〜〜!
いろいろありましたが、楽しい旅行でした。
次はどこに行こうかなぁ。