OECD学力調査について、
メディアやSNSでも話題に上がってますが、
コメントする方々がそもそも、
元となるデータにあたらず(読まず)
新聞記事などの二次情報を基にして
意見を述べていることに
違和感
そんな人たちに
読解力うんぬんいわれてもね・・・
まずどのような
調査設計なのかが
気になるよ!!
話題になっている
PISA2018学力調査は、
経済協力開発機構(OECD)が
2018年の高校1年生を対象に、
6~8月に実施した
とあります。
今の高校2年生ですね。
まず知りたいのが、
この学力調査が
「成績・内申」に関係あるのか?
ということ。
文部科学省が実施していて、
全国の小学6年生と中学3年生が受ける
は、学校の成績と全く関係しない、
と先生から言われます。
となると、どうなるかというと、
一定数の子どもたちが
リラックスして
てきと~に受ける
わけです。
ちょっと難しい問題は
「めんどっ!」
と飛ばす傾向にあります。
ちなみに中学受験するお友達は
ちゃんと真面目に受けて
このテストで国語算数理科社会
ほぼ満点だったのに、
通知表はオール4だったと
さてこのPISAの取り扱いが
高校でどのようなものかは
わからないのですが、
成績に関与しないのなら
100%の力では挑まないのでは・・・?
そして特に今回問題になっている、
ブログの文章の問題。
この文章、ひどいよ・・・
まあ意図的に読みにくくしてるのでしょうけど
私が高校生で
もし本当にこのブログ書いている教授がいたら
「この教授、日本語やばいな、
この大学いくのやめよ」
ってなるな・・・
このブログの文章、
デジタルネイティブだったら
逆にすぐ
「読みづら、
なにいってっかわかんない、
他のサイトいこ」
ってなりますわな・・・
それをテストだからって、
やらされる高校生
災難ですわ・・・
こんな、英語を自動翻訳したみたいな文章を
読むのが読解力っていわれてもね~??
翻訳の問題もあると思います。
このPISAに命かけている国は、
自国の言語に優位になるように
翻訳することもできるのでは?
という疑念がぬぐえない。
「国がこのテストにかける意気込み」
の差なのではないか・・・?
ちなみに学力上位国は、
中国の北京上海エリア
シンガポール
香港
エストニア
です。
この国立教育政策研究所のPISAのページもちょっとひどくて、
問題も、結果も全部載せているわけでなく、抜粋だけ。
詳しくは、PISAのHPへ(英語)って、
ちょっと仕事しなさすぎでない?
そしてPISAのHPでも、結局
日本のテスト内容は掲載されておらず。
普通、調査結果と、
どのような問題を出したかはセットでしょ?
↑全国学力調査については、ちゃんとあります。
結果だけ取り出して云々すること自体
読解力がないと思うんだけど
このPISA調査結果って、
だいたい政府・文部科学省が
「だから○○しよう!」
と言い出す論拠になるんですが、
その根拠として使いやすい結果だけ
恣意的に出してる感がある
さて、
今度は何を言い出すんでしょう・・・
一つだけいえることは、
今の高校生の皆様
振り回されて
ホントにお疲れ様です!
ほんと、
こんな大人たちに
読解力とか
言われたくないよ!というのが
本音だと思いますよ。
この大人たちへの不信感・怒りを
しっかり覚えておき、
よりよい日本にするために学んで
活躍してほしいなあと思います。