前記事の続きです

 

 

 

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自分は、ずっと

 

ジャンルを問わず創作することが

 

好きだと思っていた

 

 

 

が、もっと詳細に見つめてゆくと、

 

そうではないことに気づいた

 

ていうか、まるで錯覚だった

 

 

 

編み物をしたのは、

 

学生時代お付き合いしていた彼へのプレゼントとして

 

セーターを2度ほど編んだ、それだけだった

 

 

 

洋服を縫ったのは、

 

自分に合うサイズがないので仕方なく、という

 

義務的な理由であった

 

 

 

料理も、自分でするよりは

 

してもらったほうがよほどうれしい

 

 

 

というわけで、

 

こころから好きで億劫じゃなく生み出せるもの

 

それは、自分の想いから発することばであり、

 

感動と興奮により思わず撮ってしまう写真

 

それから、歌うこと

 

 

 

もっと突き詰めて考えてゆくと、

 

それらを使って

 

物語というか、何らかの世界観のようなものを

 

表現したいのかもしれない

 

 

 

ことばに関しては、年々

 

単純にシンプルになっている

 

10年ほど前に、まど・みちおのファンになってから

 

無意識にひらがなが多用されるようになった

 

 

「ことり」

まど・みちお

 

そらの しずく ? 

うたの つぼみ ? 

目でなら さわっても いい ?

 

 

 

うたのつぼみって・・・

 

もう、キュンキュンする 笑

 

まどさんの詩、どれも大好きだ

 

(苦悩して書けなくなってから、もう一度詩に戻ったところも好き)

 

 

 

ことばを、ひらく

 

自分とは別のひとに理解されるように

 

難しい数式を解いて見せるように

 

 

 

自分自身、ここ数年はそんな感じで

 

書いているような気がする

 

 

 

さて

 

はちみつバード企画「THIS IS ME」の予告記事を書きながら、

 

「わたしなんて…」の扉を突破したのは

 

このときだろうか、と頭に浮かんでいたのは

 

 

 

2015年に作ったzineのことだ

 

 

 

こういうものを初めて販売したのは

 

高校生のときだったが、

 

なぜか大人になってからのほうが

 

「わたしなんて…」がものすごく強くなっていた

 

ものすごく自信も失っていた

 

世間の目を恐れるようになっていた

 

 

 

文章、写真はもちろんのこと、

 

印刷、製本もすべて自分の手で作り上げた

 

100パーセント自家製のzine

 

制限なく自由な手法で好きなテーマをまとめるのが

 

zineの醍醐味であり、

 

いつかは作ってみたいと思っていた

 

元々は展示用だった

 

自分で企画して作りたいものを作ったのだから、

 

その過程はほんとうに楽しめた

 

 

 

2年後、それを知り合いに見せたら

 

自分の店に置きたいから売って欲しい、と言われた

 

それをきっかけに、

 

ブログで「欲しいひといますか?」と

 

声をかけてみたところ

 

驚くことに1日足らずで30冊の注文があった

 

 

 

そのときは、ただ驚いたりうれしかったりと

 

幸せな気分に浸るばかりだったが、

 

いま振り返ってみると

 

あれは、ものすごく勇気を振り絞って

 

表現者としての自分をひらいて見せた瞬間であり、

 

それを世間に受け入れてもらった

 

自分にとって記念すべき一歩だったんだと思う

 

 

 

 

 

 

いまは完成品は手元になく、

 

これは試し刷りしたもの

 

 

 

 

 

2枚を糊で貼って、表紙カバーに

 

 

 

 

 

カバーの折り返し部分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このころはミラーレスで撮っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとうに、誰にでも作れるような

 

日々の呟きの記録

 

 

 

 

どうしてあんなにも

 

ぎゅっと握りしめて

 

見せるのを嫌がったのだろう

 

我ながら、可笑しい

 

 

 

 

あのとき、「欲しい」と言ってくれたひとたちは

 

当時のわたしにとって

 

憧れの表現者ばかりであった

 

 

 

 

気づくと、わたしは扉の向こう側にいた

 

 

 

 

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「クッキー作ったよ」みたいな感じで、

 

もっと気軽に

 

自分の本を誰かへ届けられたなら

 

 

 

はちみつバードの経験が

 

それを可能にしてくれるかもne

 

ワクワクすること

 

また、ぼーっと考えよう

 

 

 

 

 

 

雑誌好きはやめられない♪

 

 

 

 

10年前の自分を思い出してみたら

 

自分のご機嫌とるの、だいぶ上達したと思う

 

凹むこともあるし、もちろん

 

誰かに甘えることもときにはあるけど

 

あのころよりはリラックスして

 

いっぱい笑ってると思うな

 

 

 

いまのところ、

 

わたしはこんな感じ

 

 

 

 

THIS IS ME 2021

 

 

 

 

 

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この記事を、

 

はちみつバードの最後のページに付け加えて、

 

今年の締めとさせていただきます

 

企画をご一緒に楽しんでくださった皆さま

 

ほんとうにありがとうございました

 

 

 

JHF online shop「Our film for you」

 

収益を早速、制作費の一部に

 

充てさせていただきました

 

至らないこともたくさんあったと思いますが

 

温かい応援をほんとうにありがとうございました

 

活動の報告など、また引き続き

 

cinema日記の方でシェアさせてください

 

 

 

イイね、コメントなど、

 

お休み中にゆっくりさせていただきますね^^

 

 

 

今年も大変お世話になりました

 

新しい年が皆様にとって

 

穏やかでHAPPYな一年となりますように

 

感謝を込めて赤薔薇

 

 

 

 

夏色インコ

 

 

 

 

はちみつバード