「筋肉痛の原因は、乳酸が筋肉内にたまるから」という話を、
聞いたことはないでしょうか?
自分は専門学校の頃に、
筋肉の収縮作用によって乳酸が作られる。
↓
その乳酸が血液中に取り込まれる。
↓
心臓や他の筋肉に運ばれてエネルギー源として再利用
or肝臓に運ばれてグリコーゲンに再合成。
↓
この処理が追いつかない
↓
筋肉組織に乳酸が蓄積。
↓
筋肉痛。
ざっくりこんなふうに教わりました。
現在では、
この現象は『筋肉の疲労』であって、
乳酸が蓄積されても痛みは生まれないことが証明されおります。
すなわち、筋肉痛は乳酸とは無関係なのです。
(10年以上前に論証されています)
では、筋肉痛の痛みの原因は何でしょう?
原因よって何種類かに分けられますが、
よく経験するのが、
久しぶりに運動をして、
しばらくしてから痛み出す「遅発性筋肉痛」です。
運動後24~72時間後に痛みがピークに達するあやつです。
この代表的な「遅発性筋肉痛」について書いてみます。
筋肉は運動中に、
収縮(ちぢむ)と弛緩(ゆるむ)を繰り返しています。
力が発揮されるのは収縮する時だけです。
この収縮弛緩の繰り返しだけでは
筋肉痛は起こりません。
筋肉痛を引き起こすには、
収縮している筋肉を伸ばす負荷が必要となるのです。
負荷をダンベルとしてみましょう。
次回に続く→
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