【レポ】飛騨高山ウルトラ100km〜レース編〜 | 足音

足音

40代から走り始めました。
初フルは京都マラソン2017、5時間半以上もかかる(><)
現在のフルPBは勝田全国マラソン(2023年)の3時間33分37秒(ネット)

長いです!

100kmでも一話完結だもん!真顔

自分の記録用だけど

心の声をそのまま書いてる部分もあって

そこは特に長々と語ってるかも?あせる

お時間ある方だけでもお付き合いください!

最後に完走率など

公式発表の記録も貼り付けてます


正直言って雨に助けられた100kmだった

この時期に快晴にでもなってたら…と思うと

ゾッとするアセアセ

夏が大好きな私でも晴れて気温が高い中

100kmも走れるわけない!

身体が暑さに慣れた頃ならまだしも

この時期の夏日や真夏日はキツいと思う

マラソンの日に雨なんて最悪!って

思うことが多かったけど

この日ばかりは恵みの雨に感謝あめ


◆飛騨高山ウルトラマラソンの高低図など

私が71kmを走った4年前とコース変更されて

コース最高地点も低くなってた!

↑前々日に気付くあせる

よって累積標高も減ってるけど

やっぱり難コースではあるよね〜ねー

ちなみに私のGARMINだと

総上昇量は2267m

4月に走ったチャレ富士は1565m

いずれにしてもチャレ富士よりは

厳しいコースなんじゃあせる

チャレ富士であれだけ苦しんで

ギリギリの完走だったから

それより難コースで完走出来るわけない!

そんな気持ちが強くて

ポジティブになれなかったぼけー


◆レース当日の朝

前日は20時半過ぎに就寝zzz

その日は4時半起きだったせいかすぐ眠れた

そして2時半起床

すぐにいつもの朝ご飯もぐもぐ


3時半にホテルを出発し高山駅へ向かう

駅はホテルの目の前!

そこでスムーズにシャトルバスに乗車

3時45分には会場に到着!

ドキドキして来た…


会場内で現地の子供たちからの

メッセージを受け取った

美味しい物たくさん食べるよ〜!と誓う!


◆シューズ

チャレ富士と同じ

HOKAのクリフトン8でスニーカー

結果的に今回も問題なし!


◆レース

◯スタートから第1関門まで

私は第2グループで4時50分スタート銃

もう明るいね〜

この時は小雨あめ

私はビニール袋を被ってた


スタート直後から周りに合わせて進む

古い町並み

道幅は狭いけど追い越す人も居ないから

流れに乗る


10km過ぎたあたりかな?

後ろから

「まゆちさん!おはようございます!」

と声をかけられた!

↑このランニャーズTシャツで

気付いてもらえたみたい!

声をかけてくれたのはひこにゃん!

上り坂だったから私もゼーハーしてて

長くは話せずだったけど会えて良かったし

ランニャーズTシャツ着てて良かった!

本当はお忍びだから

白いランシャツ着るつもりだったんだよね

直前に思い直した!


その後も坂は続く…

もう歩く人多数…

この先を考えると前半から頑張れないかあせる


第1関門到着!

「道の駅ひだ朝日村」26.6km地点

関門時刻8時50分

私は7時48分に到着!

1時間余裕あり!


ここではよもぎうどんに火畑そば

ぶどうとおにぎりをいただくもぐもぐ


◯第1関門後〜第2関門まで

次は35.6km地点におもてなし給食

トマトジュースとさるぼぼクッキーを

いただいたもぐもぐ


ここからコース最高地点へー!

50歩歩いて100歩走る…だっけ?

私もその作戦で行く!

上り坂はキツくて辛いんだけど

雨のおかげで呼吸がすごく楽!

この時から雨で良かった!と思い始める


コース最高地点手前でひろぽんさん発見目

絶対見つけたい人のお一人だったから

当然声をかける!

するとめちゃくちゃ驚いてくれて

二度見くらいしてもらえた(笑)

サプライズ成功クラッカー


お互いコース最高地点で撮り合う(笑)

ひろぽんさん!

71kmめちゃくちゃ速い!

ナイスランです拍手


すると今度もまたお声がけが!

なーんと愛さん音譜

下り坂だったので話す余裕はあるものの

元々下りは苦手だから

愛さんのスピードについていけずあせる

颯爽と走っていく姿がカッコよかった!


この辺りかな

突然睡魔が襲って来た!

朝早過ぎたから?

チャレ富士でもそんなことなかったのに!

下り坂は惰性で降りてるみたいなもんだから

余計に気が緩み睡魔が襲う…zzz

途中半目で走ってたし〜あせる


第2関門到着!

「岩滝公民館」45.5km地点

関門時刻11時40分

私は10時15分に到着!

1時間25分も余裕あり!

それでもまだまだ油断など出来ないのは

経験からわかっとるねー

とりあえずここで初めてトイレに寄る

ちなみに睡魔は上り坂になると消える

辛くてそれどころじゃないからか?笑笑


◯第2関門後〜第3関門まで


…っていうか

もう雨もかなり降って来て

ウェアも身体も濡れちゃって

スマホのカメラを起動させられない笑い泣き

なので走行中の写真はほとんどなし!

関門では何度か試みて

なんとか写真は撮れたカメラ


50km地点の目標は6時間以内

実際は6時間5分あせる

チャレ富士では6時間以内に通過したのに

それでもギリギリの完走だったことを

思い出してしまう

飛騨高山のこの先の難所を考えると

やっぱり完走は難しいのか…ぼけー

それでも進むしかない!

諦めるのはまだ早い!!


第3関門到着!

「丹生川支所」57.2km地点

関門時刻12時50分

私は11時56分に到着!

余裕は1時間弱

ここは一番賑やかなエイドで

応援の人も多いし

補給食も何かのイベントみたいに多い!

飛騨牛にみたらし団子にトマトそーめん

パンやしそジュースもいただいた!

結構雨が強くなってたけど

ボランティアさんたちはずっと笑顔で

元気に接してくださるので本当に心温まるにやり

そしてここでもトイレ休憩


◯第3関門後〜第4関門まで

そう!ここが分岐点!

左に行けば71kmコース

右に行けば100kmコース…


4年前は左に向かい

右じゃなくて本当に良かったと思った(笑)

でも今年は当然右折…

ここから飛騨高山ウルトラ100kmで

超有名な「千光寺」に向かう!

ところが!!

右折したらすぐ上り坂で

みんなが一斉に当然のように歩いてたゲラゲラ

ここからずーっと千光寺まで歩き倒す

走っちゃダメな区間でもないのに

全員歩いてますよね」と

隣の人に話しかけたら苦笑されながらも

速い人たちは

走るのかもしれないですけどね」と言われた

トップランナーはここを駆け上がるの?

まさか全部じゃないよねー??

本当にそうなら見てみたい!

私の周りのみんなは

お葬式の帰りみたいに項垂れてる…

私もその一人かゲラゲラ


そしてついに千光寺!

この頃は雨もだいぶ上がり

スマホカメラもすんなり開くようになった

ここから階段!

煩悩の数に因んで108段だそう!

途中でオールスポーツさんが

カメラを向けてたんだけど

ここまで辿り着いたことに上機嫌な私は

しっかりポーズ取れたと思うにやり


千光寺を過ぎ下りになると

忘れてた睡魔がまた襲って来たzzz

ちょーー!今回どーゆーことー??

レース中に眠くなるなんてビックリ!!

それとこの頃からだったかな

腰辺りが痛くなって来た笑い泣き

今回はリュックではなく

ウェストポーチで走ってて

安物だけど揺れにくいポーチなのに

それでも少しずつ擦れてたのかな…

汗と雨で濡れてたのも原因の一つかもだけど

気になるくらいの痛みで

この先が思いやられるぼけー


そして第4関門!

「国府B&G海洋センター」74.1km地点

関門時刻15時10分

私の到着は14時33分

余裕が減って来た!

たったの37分あせる


余裕もないくせに

竹の子と梨打ち汁(豚汁)をいただく

しかも豚汁は座ってのんびり汁まで完食!

もう立ち上がりたくない!

でも完走したい!

行くしかない!!

とりあえずここで3回目のトイレ

ちなみに3回とも「小」ね(笑)

水分摂り過ぎてたんかなー?


腰の痛みはポーチの位置を変えたら

だいぶ良くなった!

なんとか我慢できそう!

それと千光寺の下り以降睡魔は消えた!

もうそれどころではなかったのかも?ねー


◯第4関門後〜第5関門まで


この辺りも写真なし!

もう疲れ果ててスマホ取り出すのも辛い笑い泣き

それでも気持ちは楽しく!と思って

隣を走る人に

もうすぐラスボスですよね?」と

話しかけるも

その人も疲れてるのか反応鈍い笑い泣き

話しかけてごめんて!


第5関門到着!

「公文書館」93.3km地点

関門時刻17時50分

私の到着は17時32分

余裕は18分!


ここでは清見サイダーをいただく

おもてなし給食として

「どぶ汁」があったはずなのに

私は遅くてなくなってたみたい笑い泣き


さて…

残り6.7kmを1時間18分で走れば完走!

これはどうなんだ?

行けるのか??


◯第5関門後〜フィニッシュ


第5関門を出てすぐに

懲りもせず近くにいたランナーに話しかける

ここから歩き倒しても完走できるかな?

そしたら「キロ10で歩けば出来ます!

と言われてそんな速く歩けないので

じゃあ走らねば!」と答えた

もう脚の全てが痛いけど!」と愚痴ると

ロキソニンかエアサロならありますよ

と優しい言葉がぐすん

お借りしてはないけど

終盤になってやっと見知らぬランナーと

まともに会話できた(笑)


さー来た!残り5km!

17時46分!(制限時刻は18時50分)

残り5kmを1時間で走ればいい!

でもまだまだ歩いてばかりでは不安!

走れるところは頑張る!

あー!やっと風景を撮れたカメラ

飛騨高山ウルトラマラソンのコースは

自然豊かでとっても素敵なのよラブ


残り4kmの案内を見つけられず

残り3km!

18時2分!あと48分!

同じランナーを抜いたり抜かれたり…

ここにいるみんなが完走に向けて必死!

フラットなんだからなるべく走りたいけど

やっぱりたまには歩いちゃうぼけー


残り2km!

18時11分!

もう全部歩いても完走出来る!

それでも走るぞ!


ついに残り1km!

18時19分!

制限時刻の18時50分まで30分!

やっとやっと心から安心出来た

そして同時に信じられない気持ちになる

私が完走出来るの?

飛騨高山を?100kmを??

ここまで諦めずに来た自分に

「よくやったね!」と言いたくなる


最後は走ろう!

もう歩かない!

ラストは緩いけど上り坂!

そんな時に「頑張れば13時間40分切れる!」

とわかるとそんな記録はどうでもいいのに

拘りたくなる!

ランナーのサガなのか?笑笑


フィニッシュ会場に近付くと

既に完走してるランナーや応援の皆さんが

たくさん声をかけてくれる

「おかえり〜!」

「ナイスラーン!!」

「カッコいいよ〜!」

そんなふうに一人一人を迎えてくれ

だんだん涙が溢れて来たぐすん

私なんてカッコ悪いし

速くもないのにありがとう!

私なりにここまで頑張ったよ〜!

そんな気持ちになった

遅くても嬉しかった!

諦めなくて良かった!

…そうだ!諦めなければ完走できるんだ!

最後までそう自分を

信じ切れたことが誇らしい


完走後はとにかくなんか食べたい!笑笑

エイドではいろいろ食べたつもりだったけど

お腹減った〜!

安心したからかな〜?

フィニッシュ近くでパンとかバナナとか

もらえたのでモグモグするもぐもぐ


◆GARMINの記録と公式の記録

◯ペースと心拍数

なぜか後半の心拍数が落ち着いてる真顔

歩き倒したからかねー

◯高度

高度見るとやっぱり

アップダウン多め…しかも標高も高めあせる

それから昨日出た公式の記録

◯当日の天候

まあまあ降ったけど

気温は低くなり過ぎず

風も強く吹かなかったから良かった!

◯出走率と完走率

思ったより完走率が高いのは

やっぱり高温にならなかったから??

…にしても100kmの女子の参加者が少ない!

そりゃ女子専用トイレが空いてたわけだ!


最後に…


雨の中大会を支えてくださった

ボランティアの皆さま

大会関係者の皆さま

そして早朝からの応援や

傘を差しながらの応援

そして私設エイドなど

本当にありがとうございました!


そして長文のブログに

お付き合いくださった読者の皆さま

ありがとうございます音譜


明日は番外編で前日の話や

準備などを書こうと思ってます!