アタマじらみ体験記

この夏、アタマじらみにかかってしまいました

しらみにかかった方の役にたつと思いますので、その時の体験と対策を書き留めておきたいと思います。

なお、しらみの写真が出てくるので、嫌な方はスルーしてくださいね。

産後いろいろな方の手を借りて、養生して、お盆も過ぎ、そろそろ動き始めた矢先、小学生の娘が学童から帰ってきてから、お友だちのママからLINEが

「子供の頭にしらみを発見したから、確認してみて！」と教えてくれました。

夏休み期間中、学童ではお昼寝をします。

しらみは飛んだりしないで、動き回ることでうつります。なので、頭を直接くっつけたり、同じ寝具を使い回したりしない限りうつらないそうです。

「まさかうつってないだろう」と思い、見てみると、アタマじらみの卵を発見しました

しらみの卵です（ネットより画像をお借りしました）

しかも、長女だけでなく、次女と私の頭にも

ちなみに、私がしらみにかかったのは、私の子供の頃以来です

そこから約１０日間、しらみと私の戦いが始まりました

なるべく薬は使いたくなかったけど、頭はとにかく痒いし、頭に虫がいるというだけで気持ち悪く、専用のくしを早く手に入れたかったので、くしのついている「スミスリンシャンプー」を主人に買ってきてもらいました。

先に結論を言ってしまいますが、これはほとんど意味がなかったと思います。

シャンプーはまず１日目にやったら、その３日後、そして、そのまた３日後と３回やります。

これは、スミスリンは成虫や幼虫には効きますが、卵には効かないこと、また、卵はおよそ３日で孵化するそうです。しかも、成虫は１日に3～10個ほどの卵を産むそうです。

ということは、卵も虫も、根こそぎとりきらない限りは、無限に増えていくのです

本当にやっかいです

スミスリンシャンプーに附属していたくしを使い、毎日３人分ブラッシング。卵と成虫が落ちてしまったらまた付いてしまうので、お風呂場でしかできません。髪の毛をブロック分けにしながら、こまめにチェックしながらやっていたので、子供たちだけで一時間半ほどかかりました自分の髪の毛だけで、さらに一時間です

もお、ほんと、寝不足です。。。

シャンプーの後、しらみはお酢を嫌い、流れやすいので、お酢を薄めたお湯に髪の毛を浸けて流しました。

また、ティートゥリーの香りを嫌うので、シャンプーにティートゥリーオイルを入れたり、ティートゥリーオイルを希釈したオイルを髪につけたりしました。

また、髪の毛を乾かすのはお風呂場にしたり、子供が寝転がったソファーや絨毯は掃除機とコロコロをかけました。（なるべくタオルを敷いてから寝転がってもらいますが、３歳児は基本どこでも転がります）

しらみは50℃以上のお湯に３０分以上つけると死にます。なので、寝具やタオル、また着ていた服などは毎日つけてから洗いました！シーツや枕カバーもなので、１日2回です

スミスリンシャンプーをして３日後、また卵と成虫を見つけました

ちなみに今はスミスリン耐性のしらみもいるそうです。

主人も早く帰れない日もあったので、もう、しらみノイローゼになりそうでした

産後まだ家事を復活したばかりで、初めての３人育児の私には、かなりしんどかったです。

まだ夏休みで、時間に追われなかったのが救いでした。もちろん、保育所と学童はお休みで、ずっとお家にいました。

主人に、「明日は遅くなるから」と言われ、もうこの方法のままでは、我慢できないと思い、以前ネットで調べたときに見つけた、しらみ専用の「ニットピッカーコーム」というくしを買うことに

Amazon、ニットピッカーコーム　

スミスリンのくしと比べても、全然違います

このくし、本当に買ってよかった

写真のように、くしの１本１本にスリットが入っていて、しかも隙間がほとんどないため、ブラッシングすることで、卵や成虫を挟みながらとらえます。しかも、もしくしに捕らえられなくても、くしをしたことで卵や成虫は死んでしまいますので、その後に髪の毛を洗うことでいなくなります。

しかも、お風呂でなく、リビングでできるので、子供もストレスが軽減します！テレビを見ている間にやれて、おとなしくしてくれました

こんなにていねいな説明書も付いています！

シャンプーのくしで、３日間見つからなかった長女も、ニットピッカーコームで卵が三個見つかりました危なかった

このくしを使って、わずか３日で３人ともいなくなったのです断然おすすめです

そのあとも、念のため３日間ずっとブラッシングを続けて、ようやくブラッシングと洗濯掃除地獄から解放されました

本当に大変だった

しらみについて、詳しく書いてある記事はこちら（画像もお借りしました）

どうか、皆さまの参考になりますように！