「産後クライシス」という言葉があります。
これは、産後の大変さを、夫が理解しておらず、妻の育児ストレスなどから認識のズレが生じて、お互いすれ違ってしまい、結婚の危機的状況の陥ってしまうことです。

産後の母親は、ホルモンバランスも崩れているので、涙もろくなったり、大したことなくても悲しくなったり、惨めな気持ちになりやすい状態です。
さらに、赤ちゃんを産んだことで、今まで赤ちゃんの分も血液や栄養を回していた体が急激に変化したり、骨盤やその周囲の筋肉も、赤ちゃんがいなくなったことで緩んでガタガタ。まるで骨盤骨折をしたような状態。
その上、赤ちゃんにおっぱいやミルクを2時間おき位のペースであげるので、寝たような寝ていないような状態が続くのです。

だからこそ、
産後ゆっくり休むことが大事だし、夫の理解と協力が絶対に必要なのです。

私は、性格的に遠慮してしまって、人に頼るより、無理して動いてしまうタイプなのですが、そういう人こそ、いわゆる「産後うつ」になりやすいです。

しかし、産後ゆっくり休むことが大事だとわかっていたので、第一子の時から、なるべく休むようにしていました。

今回は義母にしばらく来てもらっています。
義母は少し話し方がきついところもあり、あまり長いとストレスになると思っていたので、夫にも「ストレスになったら帰ってもらおう」ということで話し合っていました。
そして、先日、第二子のイヤイヤが結構ひどく、大泣きしてしまった際、義母の堪忍袋の雄が切れてしまい、感情的に「もう耐えられないから帰るっ!育て方が少し甘すぎるんじゃないか?」とまで言われました。
3歳になったばかりの子が初めてお姉さんになり、お母さんがお家にいなかったり、帰ってきても寝たままなため、不安定な状態なのに、そんな言われ方をしてしまい、私は可哀想で、涙が止まりませんでした。

そんな時こそ受け止めてほしいのに。
その後、「すぐに帰ってもらいたい」と思っていました。

でも、「確かに第二子のイヤイヤはかなり激しいから、私も普段から大変だし、お義母さんも大変だっただろうな。」と思ったり、またその時のこと以外は嫌なことがあるわけではないし、いてもらった方が休めるということに気がつきました。
夫に自分の気持ちを全て話して、じゃあどうしたらお義母さんの育児ストレスや第二子のストレスが減るのか?ということを話し合いました。そして、お義母さんにやってもらっていた、第二子の保育所の送りを夫に行ってもらうことにしました。またお義母さんの息抜きの時間も設けるようにしました。
すると、お義母さんはかなり、第二子も少し安定してきました。

今までだったら、ちゃんと自分の気持ちを伝えられなかった私が、今回の妊娠期からそうですが、赤ちゃんがちゃんとお父さんと話し合って、解決するように導いてくれているように感じますキラキラ

産後のピンチこそ、夫婦が仲良くなるチャンスです。

今後夫とは何十年と一緒にいるわけですから、しっかりコミュニケーションをとるって、大事ですねピンクハート


ベビーちゃん、ありがとうピンクハートピンクハートピンクハート


まんまる助産院のブログにちょうど同じような事(妊娠期のことですが)が書いてありました➡check