そんな矢先、待望の第二子を授かりましたキラキラ 

ずっとほしくて、一度流産も経験していたので、とても嬉しかったです。

しかし、ここで一つ悩んだのが、VBAC(つまり、一度帝王切開をした人が帝王切開せず自然に産むこと)をするかどうかです。
悩んだというより、むしろ私の気持ちは決まってはいたのですが、VBAC は母子共に命の危険性が高いのです。

一度メスを入れた子宮が、妊娠したことで再度大きくなると、メスを入れた部分は薄くなります。その状態で、陣痛が来ることで、子宮の筋肉は伸び縮みするわけです。そうすると、薄くなった部分には負荷がかかり、最悪の場合、「子宮破裂」といって、陣痛中に大量出血をして、母子共に命を失う可能性もあるのです。
その発生する確率としては高くはないですが、全くない訳ではないので、多くの病院では一度帝王切開している人は、必ず帝王切開と決まっています。

そのリスクを知っていても、後悔したくありませんでした。なので、リスクを覚悟の上で、出来る限りの体と心の準備に取り組み、また病院の助産師さんには、必ず無理はせず、ねばらずに必要であれば、すぐに帝王切開に切り替えてもらうということも、何度も相談して、VBAC をトライすることにしました。

安産のために、まずは骨盤を整えるため、整体に初期から通いました。
毎日一時間以上の半身浴と冷えとりソックスを履き、出来る限りのお散歩もしました。
甘いものを食べていると、体は冷えやすく、出産時出血も多くなる傾向があったため、ほとんど甘いものを食べませんでした。
その他、お灸やテルミーをしたり、波紋というケアもうけ、体も心も緩めるようにしていました。
毎日お白湯を鉄瓶で飲んだり鉄分の多いものを食べたりもしました。おかげで、貧血になりませんでした!

また、自分がどういう風に産みたいのか、バースシナリオを書き、例えば主人が具合悪くなったら、病院の助産師さんに伝えてもらったり、事前に主人の持病について伝えておいたりもしました。
主人に、「私お産の時になったら、わがままになるかもしるないけど、それが安産への近道だから、よろしく」とお願いしました。

そして、いよいよ出産になったのです。


その5へ続く