昔の中国では、お医者さんよりも食事を作る人の方が偉かったそうで、王様の食事はその日の体調などに合わせたものを、ちゃんと考えて作っていたそうです。

今は外に出ればすぐにコンビニやスーパーがあって、食べたいと思ったものは、比較的なんでも食べられます。体のことを考えて食べるというより、その時の欲求を満たすために食べるのが一般的になっているし、私もそう思っていました!
でも、助産院に出会って、さらに働くようになってから、考え方が大きく変わりました。
なぜなら、体作りをしっかりしている妊婦さんのお産は、全然ちがうのです!

助産院で働く前は、病院でしか働いていました。病院では本当にいろいろな方がきます。大きい病院だったので、ハイリスクの方も多かったのですが、食事をはじめとした生活に気をつけている人はほとんどいませんでした。そして、今考えると、助産院にくる妊婦さんに比べて、みんなお腹が硬く、冷たかったのです。
唯一病院時代、私が担当していた双子の妊婦さん(Sさん)だけは、お腹が温かく、ふわふわに柔らかく、こんな環境なら赤ちゃん気持ち良いんだろうなぁと感じました。ご主人や上の子との関係も非常に良く、精神的にも落ち着いていました。またSさんは双子だからというだけで、管理入院していただけでした。もちろん、お産も経膣分娩(自然分娩)で大安産でした!

私はとくに菜食主義でもないし、食べたい時はジャンクな物も食べる時もあります。でも、うちではなるべく野菜を多くし、化学調味料などは一切使わないようになりました。2人目の妊娠中、下半身もしっかり温めるようにしているので、冷えとりのおかげか、あまり必要以上にご飯を食べ過ぎたりもせず、体重は気にしていなかったけど7キロくらいしか増えませんでした。そして安産でしたキラキラ
助産院でみていても、やはり気をつけている人と、あまり気をつけられなかった人とでは、出産時間や出血量、母乳の出具合などで全然違うのです!
もちろん、いくら気をつけていても、難しいお産のこともあるのですが、そこは心の部分と大きく関わっているのではないかと思いますが、書ききれないのでまた今度。

そんなわけで、不調だなぁと感じたら、一度ご飯を整えてみてはどうでしょう?腹七分くらいにして、お砂糖をやめたり、化学調味料や遺伝子組換え作物を避けるだけで、だいぶ調子が違うので、お試しあれウインク面白いですよ~ハート