この週末は、私の診療枠は休診させていただき、日本国内承認品の、ジュビダーム(ヒアルロン酸)、ボトックスでの販売元であるアラガン社の海外ドクターによるトレーナーをトレーニングするという会と、講演会に行ってまいりました。
その中で、ヒアルロン酸によるビスタシェイプについて、私自身の使用例を発表して参りました。
今回初めて、発表内容をタブレットに入れて、そこを見ながら発表するという形にしてみたのですが、会場ごとによりセッティングが違うので、目の前のモニターをちらちら見ながら発表したんですが、こればっかりは場数を踏まないとダメなのでしようけれど、ちょっと今回は緊張感が前に出てしまいました。
同じタブレットを見ながら発表するなら、ポインタもその上でいじれて、昔ながらのレーザーポインターでスクリーンを指すとかでない形にしないと、タブレットもPC持ち込みもあんまり意味ないですよね
そんなわけで、デバイスを電子化するなら、そのメリットが相当活用できることと、使い慣れてるのがまずは大前提と痛感しました。
さて、この会は、ヒアルロン酸3本から5本以下で、若い方からシビアなしわ、たるみでも、1、2回にわけての治療で、かなり良い結果が出せるという、ビスタシェイプ、ビスタアイ、と、
しわたるみ治療に加え、目元もはっきりスッキリするという効果にも着目した講演会でした。
当院の症例も、ご許可をいただいた方の発表を致しましたが、あまりお金をかけずに綺麗になりたい！というのはどなたもの願いだと思いますが、やっぱりヒアルロン酸一本だけ、という縛りがあるよりは、必要に応じて2本、3本と使えれば、中途半端な結果ではなく、単に法令線を治すだけでなくて、たるみも改善してすっきりし、魅力的にできるというのは事実だと思います。
法令線だけならヒアルロン酸9800円！なんていう広告に騙されずに、きちんと治療するには、製品の安全面も、治療サイドの技術も含め、法令線を倒すのに9800円（例えですが、実際にあります）なんていう、まともな製品なら完全に原価割れの治療が出来るわけがないんです。
まぁもしかすると、もやし1円！なんていう玉出とか、スーパーみたいに、それは原価割れの赤字覚悟だけど、他で回収できればという作戦なのかもしれませんが、医療では、それが他で回収される、って考えると一体なんに対する治療をするのか、いくらかかるか、考えただけでも怖いですよね。
美容業界は、自費治療ですので、そういう商売的な色が濃いために、そんな広告をするクリニックがありますし、いろいろな健康被害や、思ったイメージと違う、対価に見合わないという主観的なものも含め、トラブルが少なくないわけで、良くない見方をされているのも事実です。
だからこそ、ヒアルロン酸やボトックス治療が一万円以下なんていう手法はかなり危険だし、広告とはいえ、誠実ではない気がしますよね。
逸れましたが、ヒアルロン酸一本だけで治療ご希望の場合、難しい点はお話ししますが、最大限の努力をします。
逆に、本当に3本以上必要だという場合、その費用にご納得いただければ、予防的な面でもよいですし、結果もご本人が思ってなかった部分までたるみを改善してくれるので、ただ少ない量にこだわって治療するよりも、よい結果がだせます。
私たちやスタッフ、医療従事者は、ヒアルロン酸や注入治療のファンは多いです。
けっして、○子○○さんみたいな、パンパンでぷくぷくの顔になんてなりません。
それはみんな美容業界にいるものは分かっていることなのに、あまりにもあの印象が強くて、なかなか患者様には定着したイメージを払拭していただきにくいですが。
詳しく症例をご覧になられたい方は、院内でのみの閲覧をご許可いただいている方のお写真や、スタッフの症例は見ていだけますので、診察時にご相談くださいませ。
質問回答中。モニター越しだと白くて飛んでますね
