娘バイト先で倒れたので救急搬送しますとの突然の電話がきました。


しかし救急搬送受け入れ病院が中々決定せずやっと決まり搬送されました。


コロナ渦の医療崩壊を凄く感じました。


受け入れてくださった病院に感謝です。


偶然にも下の子が腎臓病で通院している病院でした。

下の子の主治医も居るので少しばかりホッとしました。


病院につき名前や住所など書いてる手が心配で震えてました。


〇〇さんのご家族様と呼ばれたので娘のベットへ!


次々に運ばれてきた人ですぐにベットはいっぱいに。


これじゃー搬送先も見つからないや!


娘は意識もあり、普通で安心しました。


結果待ちの間に隣のベッドに医師がいらして

男性に検査結果を報告していたのですが


その前にその男性の家族が別室に呼ばれ医師と話しをしてきたようで


病名は胃癌です!と医師。


私と娘は顔見合せキョトーン


え?こんな場所で大きい声で言う?


聞きたくなくても耳に自然と入る医師からの説明。


どうやらその男性は2ヶ月前から貧血の症状があり放置していたようで


医師が説明して今日から入院して輸血しないとだめですと。あとは検査もありますので入院を承諾をと


でも男性が入院は嫌だと


また医師が説明して男性は嫌だの繰り返しで


医師が、率直に言うと末期で何もしないと死にますと!


聞いてると言うか聞こえてる私も心配になりおじさんお願いだからサインしてと願いました。


その途中で娘を診てくださった医師が来て、

偏頭痛と貧血です。


今日は帰宅できますが、頭痛が続くようであればまた検査して下さいとのこと。


コロナや大きな病気じゃなくて良かった!


しかし、今もあの男性が頭から離れず。


入院してくれたなか?と


今年の6月に元彼が大腸癌で永眠しました。


有名な癌の病院で手術を去年しましたが


今年に入り、自宅医療で訪問介護や、医師、看護師さんが診てくれたり緩和ケアに入りました。


私も掃除に行ったり、歩けないので買い物をして持っていったり


足をマッサージしに行ったりと

私ができる事は手伝いました。


コロナもあるので行く回数を減らしたり。

また下の子も腎臓病で通院なども重なり行けない日もあり。


亡くなる数ヶ月はほぼラインのみに。


彼の家族が彼を精一杯支えてくれて


しかし6月に永眠しました。前日は元気で

亡くなる数時間までスマホをいじっていたそうです。


隣りのベッドの男性


入院してくれたかな。