毎日忙しく時が過ぎる中

あぁ書ききれなかったなと

書きかけでUPせずに終わる記事が

たくさんあるのですが

 

これはどうしても残しておきたくて

もう時は過ぎてしまったけど

UPしてみます

 

 

 

先日こんなに立派な

巨砲とシャインマスカットをいただきました

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とっても丁寧に梱包され綺麗な姿で

我が家にやってきてくれました

 

福島で育ったぶどうちゃんたちです

 

 

シャインマスカットは近年あたりまえに

流通していますが

 

2006年に品種登録された

新しい品種だそうで

 

 

2006年といえば私は暗黒時代の

入口にいて

 

その先何年も

日々果物を食す生活とは

程遠い毎日を送り‥

 

シャインマスカットの存在自体を知り

口にしたのはわずか数年前です

 

 

品種登録からそれまでの間に

福島にはあの大きな震災があり

 

生産者の方々は震災の被害はもとより

農作物への風評被害にも

大変苦しまれたことと思います

 

その中で品質の高い製品を

変わらず作り続けることは

 

遠方に暮らす私などが考える以上の

ご苦労があったろうと思います

 

こんなにおいしいぶどうを

困難を越えて作り続けて下さって

ありがとうございます

 

 

生産者さんを労い

送り主に感謝して大事に‥

 

と思ったけれど

 

美味しすぎて家族みんな手が止まらず

あっという間にいただきました!

 

 

 

 

それと‥

 

今年も日航機の

墜落事故の日が近付いた頃

目にしたこちらの記事

事故から30年以上が経ち

あの日悲しみを背負った

乗員・乗客の御遺族も高齢化して

 

事故後毎年行われてきた

事故現場への慰霊の登山に

参加することが困難となってきたことは

数年前から報道されていました

 

コロナで縮小続いた合同慰霊祭が

今年4年ぶりに通常開催されると同時に

 

事故日を挟んだ3日間に限り

衛星を使った通信網が整備され

 

慰霊登山を断念したご遺族が

現場に赴いた人とスマホやタブレットを介して

リアルタイムで慰霊の様子を確認できる

 

記事はそう伝えていました


 

 

御巣鷹の尾根には

犠牲者の墓標が点在しています

 

でも標高1600mのその場所には

これまで電波が届きませんでした

 

この通信網の整備により

毎年ここで手を合わせてきたご遺族が

登山は断念しても

 

通信ツール介してその墓標を目にし

個人とそしてご自身を

慰めることが出来るなら

 

心より良かったなと

そんな風に思う記事でした

 

 

 

当日はニュースの中で

実際に通信を行うご家族の姿が

報道されました

 

 

足を悪くして数年前に

登山は出来なくなった故人の奥様が

 

40代になられたご子息の撮影した

タブレット越しの墓標を目にして

 

あぁ見えた見えた

お父さんどうしていたかい?

 

と語りかけていました

 

そして

 

ありがと ありがと

ちゃんとしていて安心した 

 

と涙されていたのも印象的でした

 

 

何年時が流れても

大切な人を突然に失った悲しみは

完全に消えることなど

ないのだろうと思います

 

墓前や墓標の前で手を合わせることは

残された者を癒す大きな手段なのだと

そんな風に思い

 

 

来年以降もKDDIさんのこの取り組みが

続くことを願ったのでした

 

 

 

ナツ