520人もの方が亡くなった
未曽有の大事故から36年
この季節が来ると
あの日を克明に記したこの本を開きます
もう30年近く前の本です
多くの人が急降下する機内で
大切な人に宛てて残したミミズ文字の遺書
その実物写真が掲載されています
甲子園に出場する息子の試合を
仕事の合間を縫って
見に行く予定だったお父さん
夏休みを利用して一人で
おばあちゃんの家に向かった小学生
他にもこの事故で
多くの優秀なビジネスマンが
命を落としたと言われていますね
今も歌い継がれる 上を向いて歩こう の
坂本九さんもこの事故の犠牲となったことは
あまりに有名ですね
わずかな生存者の中には
私と歳の変わらない少女が含まれていました
当時彼女らの一家は
私のゆかりある地への家族旅行を終え
トランジットで羽田に寄り
せっかくだからと都内観光をした後
地元へ帰る飛行機に乗り
あの事故に遭遇したそうです
そんなこともあって当時からそれ以降も
目の前で家族を失いながら
大事故の生存者となった少女のことが
なんだかとても気になり
色々と思いをめぐらせました
あの日とあの日以降に起きた出来事を
墜落現場である群馬県の
地方新聞社の記者の視点で描いたクライマーズ・ハイ
日航が舞台の長いシリーズ小説ですが
第三巻はあの日とそれ以降の遺族の姿を
綿密に取材し書かれたものとなっていて
全巻を通してこの巻だけが
雰囲気の異なるものになっています
‥と私は感じます
2度と起きてはいけない事故
何度どれを読み返しても
そんな想いにかられますが
未だ忌まわしい陰謀説などが消えない
不可解な事故でもありますね
先日の記事で触れた祝日 山の日 は
本当はお盆の休日と繋がるように
この日に制定されるというお話しもあったとか
でも
あの御巣鷹の尾根に
ジャンボ機が墜落した8月12日を
山の日 として祝日にすることは憚られ
11日となったという説があるそうですね
バラバラになってしまったご遺体を
何度も山に登って拾い集めた
ご遺族のお気持ちを慮ると
それは正しい判断ではなかろうかと
本を読んだ私などは思います
悲しみが癒えることは
故人を忘れることとは違うと
明確に思っているけれど
大切な人を覚悟なく亡くすことの痛みは
他者には計り知れないし
その重さはおそらく時間では
解決が出来ないだろうと思います
改めて命を落とした方々の
ご冥福をお祈りします
ところでもしや皆さまは
お盆のお休みに入っているんでしょうか
私は変わらず今日もお仕事をしています
今日はハナの学校も閉庁日で
子供たちは2人とも家に居ます
でも2人でインスタントラーメン作るからいいよ~
と言うのでお弁当はお休みしました
今週はこれでお弁当は終わりです
というわけで3日分ですが今週のラインナップ
昨日は朝から
カボチャに安い牛肉を巻き巻きして
ふ~っと思ったら
ご飯を炊くのを忘れまして
これから部活 これから外出
というハナリトがお昼を食べようと
炊飯器を開けたら空っぽだった という ね
ごめぇ~ん
今週は少し涼しくなってきたので
夕飯づくりが楽になりました
上にかけたルーの中にトマトとタマネギ
オムライスの中のご飯にピーマンとニンジン
更にお値下げになっていたものを
厚揚げに巻きました
久しぶりにミートソースをたくさん作りました
私のミートソースはハナの希望で酸味控えめです
お盆も私たちは帰省をやめて
自宅で過ごします
地方で暮らしている甥っ子たちが
実家に帰って来ているので
(PCRにて陰性確認後です:念のため)
とっても会いたかったんだけど
ハナはコンクールを控えているのでね
市外に出て部に迷惑をかけると大変だから
今年も我慢です
さて午後も頑張るじぇ
ナツ