こんにちは。芙蓉です。
🌕満月の影響について
満月の夜、心が揺れることはありませんか?
月を見ていると、
ふと感傷的な気持ちになる。
…それは、現代の私たちだけではなく、
千年以上昔の、平安時代の人たちも
そうだったようです。
代表的なのは、西行という人の和歌です。
**「嘆けとて 月やは物を 思はする
かこち顔なる わが涙かな」
意味は、月が私に悲しめと言っているのだろうか?
まるで月がそのように誘うかのように、私の涙があふれてくる
というものです。
月そのものは何も語りませんが、
私たちの内側にある悲しみや切なさを
呼び起こすかのようだ、と謳っていますね。
また、大江千里という歌人も
月の影響について詠んでいます。
**「月見れば 千々にものこそ 悲しけれ
わが身ひとつの 秋にはあらねど」
意味は、
月を見上げると、
さまざまな悲しい思いが募るが、
これは私一人だけのことではなく、
秋の寂しさがみんなに影響を与えるのだ、
というものです。
大江千里もまた、
月を見ることで心がざわついているんですね💦
このように、
古の人々も満月の光に心を揺さぶられ、
悲しみに包まれていた、と思うと
何か感慨深いものがあります…😢
現代でも、
満月が人の感情や行動に
何らかの影響を与えるのではないか?
という話はよく聞かれます。
科学的な根拠は
まだはっきりとしていないそうですが、
精神科の臨床現場では、
満月の日に自傷行為や
精神的な不安定を訴える傾向が報告されているとか。
病院に担ぎ込まれるケースも多く、
満月の日に何かしらの変化があることは、実感としてもあるようです。
(うちの姉も、
昨夜は、謎の歌を大声で歌いながら
夜道を闊歩していました…😅😅😅)
個人差はありますが、
月が人に与える影響は無視できないと感じます。
特に敏感な人は、
満月のエネルギーを無意識に受け取り、
心のバランスを崩すことがあります。
しかし、それに気づかず、
ただひたすら苦しんでしまうことも
少なくないかもしれませんね🍀
もし、満月の夜に気分が沈んだり、
何もかも嫌になってしまった時は、
月の満ち欠けに気を配ってみるのも
一つの手です。
「今日は満月だから、
悲しい気持ちになっているだけなんだ」
と理解すれば、
少しは気持ちが楽になるかもしれません。
満月はデトックスの時期でもあります。
涙があふれるなら、
無理に抑えず、
たくさん泣いて心を浄化するのも
良いことなのです。
そして、次の朝にはリフレッシュした気持ちで、
新しい一日を迎える❗️✨
自然のリズムに合わせて、
私たちの心もゆっくりと進んでいます。
月とともに
感情を受け入れながら
歩んでいくことが、
穏やかな心を保つための
大切なヒントかもしれません☺️✨