早くも路頭に迷った2人はとりあえずここにいてもしょうがない事に気付き歩き出しました。
すると…
なにやら人だかりが…
群衆をかき分けていくとそこには人気アーケード『太鼓の達人』と一人の男がいました。
すると彼は玲央くんが大ファンである『X』の名曲『紅』を叩き出したのです!
マイスティックを使い見ていると簡単そうに見えてしまうくらいな滑らかなドラム…いや、太鼓さばきはYOSHIKI顔負けのレベルでした。
すると
その男の姿を指をくわえながらただ、ただ見つめている玲央。
玲央『やばい、かっこいい…』
完全に彼の太鼓さばきに心を奪われてしまった玲央くん。
そして、
玲央『あの…友達からでいいんで番号教えてもらえませんか!?』
なにか運命のようなものを感じてしまった玲央くんから出た言葉。
すると
「いや、そういう趣味ないんですいません。」
…撃沈!!
そして浮かない顔をしながら玲央くんは戻ってきました。
玲央『帰りましょう…』
頑張れ、玲央!
負けるな、玲央!
こうして特に得るものも何もない旅も終わり彼等はまた夜の伊勢佐木町へと戻っていったのでした。