少し、過去のことを書こう。
兄2人にアカリーマンと呼ばれ出した長女。
はじめて十円ハゲ（円形脱毛）ができたのは小学生の頃だった。その後間をあけて、3、4回はできたかな。もう何年かはできてない。
かなり大きいものの時もあって、やっぱりすごく嫌だった。
十代で軽い（軽いも重いもないかもだけど）うつ病になった。医者で診断されるまでは病名も分からなかったけど、眠れない、食べられない、とにかく不安感恐怖感が終始つきまとっていて、夜が来るのも朝が来るのもこわくて仕方なかった。
眠れる薬と向精神薬？なんかよくわかんないけど気分が上がるやつ←みたいなの処方されたけど、飲んだら確かにがくんと寝られたけど、医者の対応を見ても薬を飲んでも、どう考えてもこんなことしてても治らないと思ったので薬はすぐ捨てた。
そして今はもう死んじゃったおばあちゃん（実のではないけど、私にとってはおばあちゃん）の部屋にずっと入り浸っていた。1人だと不安でしょうがなかったから。
自分を責めたし、父親の
そんなの気持ちの問題だ。大げさだ。
みたいな言葉にひどく絶望感を感じた。
（これには理由があって、父の父、つまり私の祖父は、若い頃精神的な病気で仕事がうまくいかなかったりひどく暴力的になったりしたことがあったらしく、父は子どもの頃それに振り回された。自分の子どもが、そのDNA？を受け継いだかもしれないのが、こわくて認めたくなかったんだと思う。今はもう父のことを恨んだりはしていないし、仲良しです。笑）
母親の悲しそうな顔に、申し訳なさと罪悪感で押しつぶされそうになった。
救いだったのは、そのおばあちゃんが、学校にもまともに行かずに日中ずっと自分の部屋でこたつにくるまっている孫を励ますでもなく、声をかけるでもなく、ただそこにいてくれたこと。
子供はうまなかったけど、一代で財を築いたようなとにかくパワーのあるおばあちゃんだった。
本当に強い人というのは、優しいね。
ちょっと話ずれるけど、この時の経験もあって、私は子どもは逃げ道があればあるだけいいと思っている。
親だって大人だって1人の人間だし、当たり前に完璧じゃない。
だから、血のつながりとかは関係なく、頼れる、SOSが出せる大人が周りにいればいるだけいい。だから今の環境で子育てしているのもある。（我が家は敷地内にたくさん人がいる←言い方。笑）
あくまで私の考えね。
話を戻して、そんな感じでとにかく何もせず過ごしていたら回復して、学校に行けなかったのもほんの1週間とかだったので、友達とかも特に気づいていなかったと思う。
そして、アラサーの今、なう。笑
過呼吸からの全身硬直（テタニー症状）を2回ほど経験。
ちょっとほんとに初めてなった時は訳分からなくて、本気で死ぬのかな、と思った。
身体ががっちがちに固まって、全身が痺れるし手は変なふうに固まっちゃうし、ろれつは回らず意識は朦朧として。
過呼吸の認識はほとんどなくて、それよりもテタニー症状がこわすぎた。
夫が救急車呼ぼうとしたけど、辛うじて止めて翌日子どもの受診ついでに医者に聞いてみた。
てんかんだと思っていたんだけど、
ストレスですね。
の一言に笑った。
え、死ぬかと思ったんだけど、て。
で、ここまで書いてなにが言いたいかと言うと、ようは私は精神的に弱い。昔からずっとそうだった。
それを自分で否定していたし、抜け出したかったし、強くなりたかった。
でも今はこんな風に思う。
これもまぁ、個性かなぁ。
軽っww
だってしょうがないじゃんね。
色々やったり調べたりしても、なっちゃう時はなっちゃうし。
そしてね、ここからが本当に言いたいこと。
みんな大なり小なり色んなこと抱えてて、自分を責めたり変わりたいと願ったりすることもあるかもしれないんだけど。
そのまんまで、ちゃんと幸せになれる。
そのまんまで、ちゃんと強くなれる。
そのまんまで、なりたい自分になれる。
絶対絶対、
大丈夫だから。
ってこと。
言葉にするとふつーだね。笑
でもけっこう強く、そう思うよ。
誰よりも自分に向けて、そう思う。
そしてつらつらと書いたような感じでいまだに私はポンコツで、それでも3人のお母さんで妻で。
おいおい大丈夫かよって思う人もいるかもしれないけど、
大丈夫だよ。笑
最近でてきたのはねー、
それでも、子どもたちにとって太陽みたいなお母さんでありたいし
旦那さんにとっても太陽みたいな奥さんでありたい
っていう想い！
パートナーである旦那さんとの関係をとことん見つめている最近。あと家族ね。
それ関係で、2回目の過呼吸やったんだけどね。😂
なんで今更こんなこと書き始めたのかっていうと、なんとなく、ふと。笑
こんな辛かったんです、私かわいそうなんです、って言いたいわけじゃなくて（ていうかどちらかというと、辛いというより必死。渦中にいる時って必死でしかない。）
もし悩んでいる人や自分を責めてる人がいたりしたら、必要な人に届けばいいなって思って。特に子育てとかしてると、自分を責めてる人も多いかなぁって。
こんなんだけど、私お母さんやってるし。
この人に比べれば私ふつーだな、って思ってくれてもいいし。←笑
だだーっとかなりはしょって書いたけど、これからは気が向けばこういう記事も書くかもしれません。
生まれてきて、生きているだけで奇跡でしかないから、もうあとは、人生とかそんなものはオマケみたいなもんだ。
だから、どうせオマケなら、嬉しいほうがいい。
兄2人にアカリーマンと呼ばれ出した長女。
でもほんとスーパーマンみたい。女の子だけど。邪気を吸い取る名人。家族全員、なにかあるとあかりの目を見つめる、という習慣ができあがりつつある。笑