本日、こちらを観劇してきました。

{BD1705CC-1FA5-46CC-8203-57332A465B45}


一般的な感想ブログではないので、面白くはないかもしれないけど、どうしても思うところがあったので記録的に書いておきます。





私、初の唐十郎作品でした。
一時代を築いた劇作家、演出家ですよね。


いやあ、穴がすごいな、と。ブラックホールだな、と。


個人的にどうしても惹かれる作品は、小説も舞台も絵画とか写真も、男性の作ったものが多いんです。
女性の書いた小説とかも十代の頃とかはけっこうはまりましたが、年齢を重ねるほど、男性作品に惹かれるようになりました。これからさらに年齢を重ねたら、もしかしたら女性の作品に惹かれていくのかも。(男性作品には、惹かれる。女性作品には、癒される。って感じかな)

あ、一応言っておきたいのは、どちらが優れている、劣っているという話ではまっっったくありません。ただ単に私の今の好みの問題。

たぶん単純に、異性 だからだと思う。
自分にないものだから。



で。

女性って、肉体的に 穴 を持っているじゃないですか。元々。もう生まれた時から、穴がある。物理的に。だから穴ありきの なんだよね。
孤独と上手に寄り添ってる作品が多い、気がする。だから癒される。
ひとは、孤独だから。それが良い悪いじゃなく。



で。

男性って、肉体的な 穴 はない。
でも、心にけっこうでっかい穴がある。生まれつき。(ていう、私なりの仮説)
男の人が、底なしに優しくて弱いのも、ここと関係している気がする。(もちろん褒めている)
そして、その穴をやっぱり埋めようとするのが男性な気がする。


そしてそして。

つかこうへい作品とか、今回観た唐十郎作品とか観ると、もうその穴がすんごい🕳

その穴がすんごければすんごいほど、圧倒的。

はあぁぁああーーー

ってなった。

人間の抱える孤独とか枯渇感?とかそういうの書かせると、やっぱり男性はすんごいと思う。






ねえ大丈夫?ついてこれてる?笑





ほんとちょみっとだけ感想を書くと、大切な友であり、魅惑のジェンダーレス女優(本人談)の ろく こと六川裕史が、哀しい人形サラマンダの役を演じていたのですが(絶妙な配役だった!ろくの芝居で初めて泣いた!笑)サラマンダが歌うシーンからと、劇団スワットの座長、四大海の最後の方の独白が、もうなにやらすごすぎて涙が止まりませんでした。

やっぱりお芝居って上手い下手とかっていうんじゃなくて、最終的には 人間 が出るね。

それこそ、無意識にかもしれないけど、自分の 穴 を見つめたことがある人はすごい。一朝一夕にはできることじゃないけど。



いやもうなんかまとまらないけど、とにかく唐十郎さんとかって、自分の中の怪物みたいなのを穴の中から引きずり出して対峙して、それこそ骨身を削って作品を作ってたんだろうなあ。


って勝手に思った。


違うかな?

意外と、ふんふんふーん♩今日のごはんはなーにかな♩みたいな感じで書いてたんかな(んなわけあるか




てかこの記事大丈夫?

卑猥なだけの記事になってないよね?←