生きるなら、ゆけ






今年に入ってから、なんだかよく分からないけど自分が変わってきている気がして、うまく言えないですが、とにかくあまり考えずに起こる出来事に身を委ねていました。そうしたら近場だけど移動(旅行)が増えた。

そして、今年の寺子屋企画を開催して(また書きます)そのあとすぐに、風邪をこじらせて半月くらい咳が止まらず。薬もまったく効かないので、これはもうひたすら待つしかないなぁと思っていました。だいぶ良くなってきましたが、まだまだ。

寺子屋を終えてからも、ぼんやりもやもやとしたものが残り。もちろんやれることをやりきったのですが(やりきったからこそ?)今後は、がらっと形を変えるか、まったく違う方向へ向かうかもしれません。
で、やっぱり私は出演しないでやってみたい。

4月くらいから、

もっともっといけ

っていうような空気を感じていたのですが、夏を前にして益々その空気が濃く。ぐんと濃くなりました。

別にどこに行くわけでもないと思うのだけど。

でも タイ ってワードが今年の頭から離れないので、なんとかタイに行けないかなぁと思っている。笑
まぁ今年は無理かなぁ。タイは大好きな国。




生きるなら、ゆけ。




一昨日の朝、祖母が天国へ旅立ちました。

待っていたように、みんな揃って見送れました。お姉ちゃんも、数日前にイギリスへ帰りましたが最後に会えた。

私にはおばあちゃんと呼ぶ人が4人、おじいちゃんと呼ぶ人が2人いて、これで4人天国へ行き、2人はまだまだ元気です。


それぞれの旅立ちの時、うまくお別れできなかったり、悲しかったり悔やんだりしたのだけど。

おばあちゃんが行く時、本当に感謝しかなかった。
叔母と母が本当に献身的に看病していたので、最期もとても穏やかでした。


ありきたりかもしれないけど、どう考えても、私が彼女らや彼らからもらったものは愛でしかなくて。

そのことにやっと気付きました。

と同時に、色んな想いがあった、それぞれの旅だった祖父母たちのことも、すとんとおろせた。

全部、愛でしかなかった。

そしてそれは、私の血肉になって今もドクドクと脈うっている。


生きるなら、ゆけ。


人は生まれたら死ぬから。だから。



変な言い方かもしれないけど、おばあちゃんからもらったのは、大きな大きなエールの声。


やっぱりなにかをつくりたい。


喜びも悲しみも、味わいつくしたい。

どこまでも、ゆきたい。



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ありがとう。

会えてよかった。



また、どこかで。






P.S. 長男が、「ひぃおばあちゃん、焼かれるのは痛いから、はるが飛行機で空まで連れてってあげるよ」と言っていた。思わず微笑んだ。
長男も、次男も、生まれた時抱っこしてもらった。
その時のおばあちゃんの顔は、本当に神様みたいな顔だった。

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