今日は長男を怒った。けっこうひどい怒り方をした。
確かにいけないことを、したんだけど。そこに悪意はなくて。
私の怒り方で、きっとそこに、悪意を意味付けてしまった。
子育てをしていると、ものすごい既視感?に襲われる時がある。
あ、これ知ってる、って。
たぶん子どもの頃の自分にかえるんだね。
理不尽に怒られたこと。悲しかったこと。
あと、怒っている時の自分を空中から見ている冷静な自分がいる。
あーこんな怒り方じゃ伝わらないよな、ていうか自分のイライラぶつけてるだけだよなぁ、まったくなにやってるんだか。。
でも止められない。
みんなそんなもんかしら?
あのね、次男を抱っこしながら長男を怒ってたりするとね、ふと視線を感じるのよ。
で、見ると次男が、怒ってる私の顔をじーっと見ている。
その目がね、冗談じゃなく神様みたいに澄んでいて。
全部知っているよ、この世界のこと、全部知っているよ。
って言ってるみたい。
泣きたくなるよ、まじで。
ていうのはね、たぶんみーんな知ってたんだよね。
私も知ってた。
忘れちゃっただけ。
これも、既視感。
私、母親(子育て)向きではないと自覚しているけども。
だって、何かを教えたり叱ったりする時、迷いがありすぎる。笑
なんかね、いらないものをどんどん植え付けてる気分になる。笑
だから、私は子どもになにかを教えてる時、時々ブラックホールに落ちたみたいにストンと言葉が消える率が高い。謎な母ちゃん。笑
でもね。それでもいいと思うんだけどね。
この世界に生まれたんだから、泥くさくたくましく生きてほしい。
母親のエゴにまみれて。(←笑えない
そこから脱して。
不思議なもので。
はるも、けんたも、産まれた時に、
はじめまして、ようこそ
じゃなくて、
また会えたね、うれしいね
と感じた。
大きな再会のような。
そして、子育てをしていても、そう。
世界に向かって途方に暮れていた
幼い自分に再会する。何度でも。
だから子育ては、なんとなく懐かしい。