9月に入ってから、

 

 

笑’が1人で

 

 

一生懸命

 

 

途中で投げ出したり、

「でへへ~」と誰かをつかまえて手伝ってもらったりせず、

真剣顔で作っていたものは、

 

 

猫といっしょに夜寝るためのスペース♪

 

 先日書いたように、

しつけができていなかったのか、

寝屋に猫達を入れると阻喪をしてしまうため、

1年くらい前から猫達といっしょに寝ることをやめた。

 

猫好きな笑’としては、それが悲しくて、o(;△;)o

 

さらに春に越してきて仲良くなった笑’より1つ年上のAちゃんは、

部屋の一角に自分のスペースをもらっているようで、

笑’としては、それもちょっぴり羨ましく、

 

兄達は、それぞれ自分の家があるけど自分はない、

ということも、以来思うらしい。

 

 

 

 そんな笑’の心境を知ったのは、

「笑’も自分の家を建てる!」

と唐突に言ったことが始まりだった。

 

よくよく聞いてみると、

3兄弟のように家を自分で建ててみたい、という

強い願望や好奇心があるのではなくて、

猫といっしょに寝たい、がその理由。

 

まあ、何か始めるのにやりたい理由なんてなんでもいいし、

大切なのは、この最初の自分から出たやる気があるかどうかだから、

「そんなの今の笑’にムリムリ」とは言わなかったけれど、

 

3兄弟と違って、

これまでろくに木工も物作りもしてきていない笑’。

 

今までの様子で考えれば、

できなかったり大変そうだと思うと、

その時頼れそうな兄のだれかに

「ねえねえねえねえ、デヘヘへへ~ o(^^o)」とすり寄っていくき、

その的になった兄のだれかも、

はじめは「自分でやれよ」と言いつつも、

手を貸してやるうちに、手伝いが本気になってきて、

結局最後までやってあげてしまうパターンになるのは、

目に見えている。

 

いずれ笑’も家を建てることになるとしても、

今の段階ではまだ難しい、

と思ったのは、私だけではなかったらしい。

 
時満くんも、

「どんな風に建てたいのか、まず具体的に考えてごらん。」

「最初から誰かをあてにしてるんじゃ、自分の家は建たないよ。」

と、厳しめのお言葉。

そして、

「お互いに少し時間をかけて考えよう。」

と、その場はひとまずおさめられた。
 
 
 それでも、猫と寝られる場所が欲しい、

その場所を自分で作ってみたい

という気持ちは大事にして、叶えられたらいい。

 

そこは夫婦で共通していたし、

笑’が寝た後は夫婦会議になった。

 

 

 そして狭い母屋の中で、選ばれた場所は、

家の窓の横の短い廊下の天井部分。

 

両脇に鴨居があるので、それを角材で補強して、

その上に板を張って固定すれば、

布団一枚敷くスペースができる、という時満くんのアイディア。

 

説明を受けた笑’も

これなら自分でできそう、とピカン┏( ^o^)┛

 

早速メジャーを持ってきて、小忙しく動き始めた。

 

 

 

 廃材ストックから板を選び、

それを切って並べて張り終えて、

週末遊びにきていたAちゃんと最後の詰め。

 

 

Aちゃんは、和合小学校で整理棚を作った経験もあって、

おうちでもやっているのかな?

電動工具の使い方もちゃんとわかっていて、

 

 

ノコギリもちゃんと使える。

 

 

面取りとか、ヤスリがけとか、

兄達のように細かいことはやらないし、気づいてもないらしかったけど(^o^;)

 

Aちゃんのおかげで最後の梯子作りは一気に進んで、

 

 

 

 

 

さっそく布団を敷いた。

 

梯子の位置の関係で、

もとより布団の方が少し大きくて、ちょっとはみ出す。

 

「いいよ、折ればいいから。

 中身ちょんぎって、縫おっかな。」

 

敷き布団をちょん切る・・・(^o^;)

 

ホントにここで毎日寝るようになったらネ。

 

 

ちなみに反対側はこんな感じ ↓↓↓

 

 

 「今度泊まりに来たら、私もここで寝たいなあ。」

とAちゃんが言ってくれたことも、

本人的にはかなり嬉しかったらしい。

 

 

 兄達よりもずっと狭いけど、

自分の場所、自分で作れちゃったね。

 

笑’もやればできる♪

 

「家じゃなくてこうなったけど、これでよかった?」

と聞いてみた。

 

こうやって、少しずつ経験積んでいくうちに、

もっともっと本気で自分の家が建てたくなったら、
笑’だってできるんだよ、とも。
 
「今はこれでいい。だって猫と寝たいだけなんだもん。」
 
そうね、今はそうなんだろうね。
 
 
 
 
 その夜、

いつもは、「なっつんつん、いっしょに寝よう~~。」

と誘って、私がなかなか行かないと

「はやくぅ~~~o(;△;)o」などとグズグズになるのに、

おやすみとだけ言って、ウキウキと梯子を上っていった。

 

肝心の猫達はどこかへ出掛けてしまっていて、

いっしょに寝ることはできなかったが、

翌朝聞いたところ、天井近くはあたたかで快適だったとか。

 

翌日も、その翌日も、やっぱり猫達はどこかへお出かけ中で、

(大概笑’が寝る時間は、猫達の活動時間で不在。)

いっしょに寝ることはまだ叶っていないが、

以来毎日1人ですんなり寝床へ行くようになった。

 

 

 これにて、

10年間続いた、

いや、Fuから考えるとほぼ20年続いた添い寝、

まさかの突然終了  ( ゚ ▽ ゚ ;) 

 

こんなあっさりと終わるとは想像してなかった。

 

突然蹴っ飛ばされるし、

毛布もってかれるし、

デカ声の寝言には驚いて起こされるし、

足をのっけてくるのも、大きくなって重いし、

 

そろそろ独立すれば? (T▽T;)

と言う度に「ヤダ!」と即答で却下されてきた。

 

 

・・・のに、

実際その時がやってくると、

やっぱり淋しい。 

 

猫に負けた感も・・・。(^_^;)

 

この感じ、何かに似てるなあと思っていて、

思い出した。

 

授乳が終わった時、

確かこんな感じだった・・・。笑

 

あぁ母、

またも置いてかれました。(^^ゞ