ひと作業して家に戻ったら、
「なつなつなつなつぅ~~~~ いい感じに焼けたよо(ж>▽<)y。」
と、ピカピカの笑顔の笑’が飛んできた。
この日の朝、
せっかく石窯ができたし、
冬になってなつも時間できたし、
パンもっと焼いてよ~~、と笑’に言われて、
笑’が自分で焼けるようになったら、
クッキーと同じで、いつでもパンが食べられるんだよ。と答えたら、
「そうだねえ」
と、まんざらでもない顔。
お、これはノッてきましたか?
今までだと、パンを1人で焼くのはちょっとハードルが高い感じだったのが、
最近のクッキー作りの慣れから、
今なら平気かなって思ったのかも。
この気持ちが変わらないうちに、Let’s 伝授♪
伝授といっても、これまでも鍋焼きパンを作ったり、
私や兄達といっしょに焼くことは何度もあったから、
分量をはかったり、こねたりするのはお手のもので、
発酵時間なんかも知っている。
笑’にとってパン焼きをマスターするのに一番要なのは、
石窯管理。
パンを焼くのにちょうど良い温度にするために、
どれくらい薪を入れて、
どれくらいの火力を維持すればいいのか。
温度計がないので、温度は手の感覚で実測、
時計を気にしながら、こんなもんかなあ、とつかむまで、
焦げたり、生焼けだったりの失敗は多い。
最初から失敗ばかりだとやる気をなくすので、
はじめのうちは、石窯管理はいっしょにやって、
材料をそろえて、生地をこねて、発酵までの工程の一人立ちを目指し、
結果、500gの小麦粉を使って、2回連続でおいしいパンが焼けた。
(しっかりふくらんで、切り目もパックリ♪)
500gだと、家族の食事用には少ないので
次は小麦粉1kgやってみようということになり、
9歳の腕でこねてまとめるのは、ちょっと大変かなと思ったけど、
「ぎょうざとかほうとうで慣れてるし。」と意外と平気だった。
今までやってきたことが、他の場面でちょこちょこ生きる。
まるでパズルのピースが組み合わさっていくみたい。
自分の料理メモノートを見ながら、材料を倍に計算。
せっせとこねて、
寒くなったので豆炭アンカで保温&発酵。
要の石窯の火つけ管理。
3度目は、1人でできるようにポイント指導。
指導者はちょうどプラプラしていたJirに頼んだ。
「もっと最初はバンバンに火がいるんだよ。」
「火が弱くなってきたら、ストーブといっしょで熾を前に移動しないと、・・」
「その上に薪を入れる。そんな細い薪ばっかじゃダメ。すぐ熾になちゃう。」
「腕をぎりぎり奥まで入れて、温度を測る。
焼く時の温度とかタイミングは、もう回数積むしかないね。」
この時は火力を最後に強くしすぎて、表面があっという間に焦げたが、
早々にチェックできて、奥に残した熾きの量を減らして調整。
このくらいならセーフ。
最終的に中までしっかり火が入って、
周りがバリっと、中はふんわりのおいしい石窯パンに。ヾ(@^▽^@)ノ
「今日も焼くよ♪」
翌日、朝からはりきる。
Jirもクッキーを焼くことにしたので、2人で石窯タイム。
もう私に聞いてくることもない。
石窯使用は一人立ちまでもう一歩だけど、
パン焼きの全工程は、大体マスターした感じ。
ちょうどこの日、子ども達の友達がやってきたので、おやつに笑’のパンをだしたら、
「え?これ笑’ちゃんが作ったの?スゲーじゃん。こんなのできるんだ。」
と素直に褒めてくれた。
嬉しくなったのか私のところにやってきて
「お土産にもってってもらおうかなあ?」
と、コソコソ言うので、
それはいいねと頷くと、
残りの半斤をさっそく包んで渡した。
「これ、今日のおみやげにして。」☚ちょっとエラそう。
「え?こんなにいいの? うれしいなあ、ありがとう!」
「いいのいいの、またどうせすぐ焼くから ヾ( ´ー`)。」
Jirと私は思わず目配せ。こっそり笑った(≧∇≦)
ここまでできれば、次のステップは天然酵母。
再び母の出番。
なに使って酵母おこそうかなぁ。( ´艸`)
久々に楽健寺酵母もいいなあ。
ベーシックに小麦と山芋もいいし、
笑’に相談したら、料理みたいに奇抜なアイディアがあがってくるかも。
今年の冬は、久しぶりにいっぱい美味しいパンが食べられそう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
==== information =====
ネットshopさわんどのご利用、ありがとうございます。
数日前、こんにゃく、縄文クラッカーどんぐりこ、古代米が売り切れ表示になっていることを、
お客様の1人が教えてくださいました。
慌てて在庫ありに戻していますので、
もう買えないんだと思われた方、大丈夫ですよ~~。
かわりにと言いますか、
かぼちゃが完売となりました。
今年もたくさんの方にかぼちゃを届けさせて頂きました。
ありがとうございました。m(_ _ )m
また、かぼちゃ完売に伴いお野菜セットもおしまいになります。
さらに、こんにゃく芋も完売となり、
お芋の販売は、手づくりこんにゃくセットでの販売のみとなります。
ひとつお願いがあります。
おうどんをご注文下さる方は、太麺と細麺の希望をご記入ください。
(ミックスも可能です。)
年末年始の営業について、お知らせします。
発送に郵便局を利用している関係で、
12月30日が最終発送可能日で、1月4日から発送可能日となります。
郵送が混雑しているようで、
発送翌日到着予定とご連絡していても、遅れる場合がでてきました。
ご迷惑おかけしております。
到着日や時間帯など、ご希望がありましたら備考欄にご記入ください。