リン酸鉄リチウム400A(5.12kW)+ソーラーパネル450W導入 | ハイエースベース・キャンピングカーのブログ

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カスタムセレクト社製ロードセレクトNL-Bについて

ロードセレクト標準装備の鉛バッテリー100Ahx2でなんとか運用できないか?とポータブル電源(エコフローRIVER Pro720Wh / ElecHive2200 2500Wh)を検討したり、車内で利用する電力を少なくする試みを検討し、タフまるジュニアやビストロの達人などのガス調理器具利用機会を増やしたりしたものの、車中温度が高温になったり、換気問題などの危険性など諸々考慮するとやはり本体のリチウム化する事が最善であろうという結論に至りました。

ロードセレクト標準の鉛バッテリー200Ah

(上の写真中、車内設置したポータブル電源を外部電源として供給する為の配線が写っていますがこれはオススメできません)

購入当時、カスタムセレクト社ではリチウム設定オプションがなく、納車後、後付けの相談してみましたが、当時オンリースタイル社(https://eco-power.jp/battery/lithiumion/200_low.htmlのリチウムを同社では推奨されており、それ以外のリチウム設置の場合グランドレベルが不安定になり電池残量が正確に表示されないとの少々理解に苦しむ理由によりリチウム化実現できずにいました。

自分の希望していたRenogy社のLiFePo導入対応は困難であった為、カスタムセレクトに依頼せずに対応しました。

<リチウム化の内容は以下の通り>

  • Lifepo4 400Ah x 12.8V=5120wh
  • スマートBMS
  • アクティブバランサー
  • RENOGY DCC50S ⾛⾏充電器
  • 40A外部充電器
  • 150Wソーラ―×3枚(450W)
  • RENOGY40A MPPTチャージャー

 

リン酸鉄リチウムバッテリー400Ah(5120Wh) キャブコン同等クラス

鉛で苦しめられた生活から脱出し現状極めて良好です。

12.8V 400Ah=5120whあるので、電子レンジ、IHコンロ、TV、もちろんFFヒーターなどを使いまくっても全く問題ありません。

Renogyの簡易モニター表示で満充電状態400Aを示しています

ソーラーパネルはハイエースロング標準ボディ・標準ルーフの屋根幅に合う様にセルを特別仕様にしてもらい、3枚設置できました。スペース的にはもう1枚追加可能なので、変更する際には追加しようか?とも考えています。(そうなると600W)

ソーラーパネルの発電量は効率が良ければ400W近く行く時もあります

走行充電と合わせると条件が良ければ700Wを超える事もありますので、通常使用していれば常に満準電状態なので、外部充電する必要がなくなりました。

1000W超えても全く問題なし

ポータブル電源利用の場合、毎日消費した電力を補充する問題があります。シガーソケットからの充電では車によりますが、100W-200W前後かと思いますので、利用した分を補充するには長距離走る必要があります。

つまり、走行充電とソーラー充電で実現する大容量充電はできないという事で、毎日消費分を補う運用は難しいと結論づけました。

ElecHive2200をたまに搭載して旅に出掛けることがあり、空に近い状態(車載バッテリーの半分の容量)で600Wh急速アダプターで充電しても問題ありません。(あまり使う機会はありませんが)

唯一思い残すのは、ロードセレクトのサブバッテリーの充電配線がもう少し太かったらという事です。

標準配線が14sqと細めだったので、1-2サイズ太ければさらに充実した走行充電電流が確保できたのに・・・という事です。

標準サブバッテリーを鉛200Aに設定している場合、コストに影響してしまうので無駄に太くはできないと思うので仕方ないかな。