なつきトーマスの恋愛遍歴 パリ編 | トーマス的な生き方

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トーマスのブログです。日記代わりにアップしてます。長年のフランス生活から日本の生活に戻り早数年...ジャンルに問わないブログを勝手自由気ままに書きます。宜しくお付き合いください。



皆さんお元気ですか?
自分はまだまだコロナの影響で窮屈な毎日を送っています。昨日は東京で新型コロナ感染者は107人..まあ、予想通りなのであまりびっくりしなかったけど今まで以上にコロナ対策はしっかりして行きたいと思います。

さていよいよパリの恋愛歴です。

まず書き留める前に伝えておきたい事。
それは、自分がパリで生活始めた頃の同僚Mとの出会い。自分の生き方をかなり左右した人物だった。彼は自分がゲイだと言う事を隠す事もなくハキハキした好青年、1つ歳上の同期で仕事には厳しい奴だったけどプライベートは優しく面倒みの良い奴だった。

結果論だけどパリでの運命的出会いの1人とも言える。

彼とは非常に相性が良くプライベートでも一緒に出かけたり最初に仕事が終わった後ゲイバーに連れて行ってくれたのもMだった。それからと言うものハマりにハマって朝帰りからのそのまま仕事なんて言う日も当たり前のような毎日を彼と共に送るようになっていた。

パリに着いてすぐの頃は日常になかなか慣れず「こんなはずじゃなかった」と後悔しながらイヤイヤ生活していた。悪いことをすれば会社から勧告を受け日本に帰れるだろうと悪い事は一通りしたものだ。

そんな生活をしている頃、確か1ヶ月遅れでMは同じ職場に来たと思う...。彼と知り合ってからと言うものゲイと言う世界が普通に思えるようになったのとパリ生活の居心地が良くなって行くのをひしひしと感じた。自分らしくいられて..ストレスのはけ口も見つかったからかな..

彼の存在が無ければパリの生活は成り立っていなかったと言っても過言ではない。
彼とは別にお付き合ってたわけではなく遊び仲間でなんでも話せる親友だったのは言うまでもない。

パリに在住を始めて数ヶ月経った後から1年はMとナイトクラブやバー、レストラン、発展場と言われる場所などパリ中のゲイスポットで遊びまくり仕事でのストレスを発散していた。

....と言う事でこの頃に華々しいゲイ的デビューを果たしていると言える。渡仏して約1年間は仕事→ナイトスポット→仕事→仮眠→ナイトスポット の繰り返し生活だった。遊びと言う遊びは全てここで経験した。今思い返すと若かさって凄いパワーだなとつくづく思う💦

さて、そんな中もう1人パリで欠かせないAと言う♀パリジェンヌがいる。実はAは自分が始めて心から愛したした♀だった。いや ♂でもそんなに思う人はいなかった。出会いはゲイのナイトクラブ。友人らと来ていたらしい。大晦日のカウントダウンパーティーだった。目があった時から素晴らしく可愛いと思った。付き合いたいと思った。
♀に対してあんな気持ち始めてだった。そしてそのままAの自宅へ....〜運命の出会いってこれなんだと思った。

お互い惹かれ合い真剣な付き合いが始まった。

今思えばあの頃からもう既に♂♀問わず好きな人は好きと想う性格だったようだ。
これは今現在も変わらない。♂を好きになる確率は高いが...

それからは毎日彼女の家に行き会社との往復生活だった。この頃からMとの付き合い方も少し変わっていった。今思えば彼にとっては面白くない時期だったと想う。最大の遊び相手が大人しくなってしまったわけだから.....
また寮生活だった為、彼女に会う為、寮を空ける事が多くなっていたし。

会社的には外泊禁止だったが理由を話していたので上司も目を瞑ってくれていた。

こうして交際は順調に進んだがパリでの契約期間満了となる2年が近づいて来ていた。

Aには今後どうするか話さなければならない日が近づいて行く...日本に帰国しなければならない事ははっきり伝えてなかったから日に日に心苦しくなっていった。

続く