いえ、本番自体は悪くないのです。
やっぱりみんなそこに向かって練習したり
力を注いだりしているわけですから。
問題は本番までの段取りが
全くと言っていいほどなってないこと。
今回はアリアやカルテットを歌われる
ソリストさんが数名いらっしゃいました。
そしてアマチュア合唱団に混ざって
私達少人数のプロもオンステしての大合唱団。
ざっと100人前後(←私ココの人)。
しかも3団体が入り混ざった状態。
しかもこちらは取りまとめがおらず
こういう時はとにかく練習やG.P.が重要‼️
流れをわかっているステージマネージャーや
裏方さんがこちらをコントロール、のはずが…
普通G.P.と呼ばれる直前のリハは
流れなども含め本番同様やるものなのですが、
G.P.がびっくりする程全く統率取れておらず、
ソリストさん達のオケ合わせの時に
舞台上で話し合いが始まってしまう始末。
私達はいつ裏に行けばいいかの時間は
もちろん事前に時間は聞いていましたが
要はその通りに行ってないんですよ。
なので時間に行っても私達は裏で待機状態。
しかもそんなところに100人もいたら超邪魔。
そのため裏方さんに掛け合い、
楽屋に呼びにきてもらうようにしました。
当初の指定時間より1時間20分後のG.P.。
…G.P.ですよね
とあることをステマネに聞いても
「そこは関わってませんのでわかりません」
ってはっきり返事が返ってきてしまうレベル。
いや、通常おたくは知ってないとまずいよ？
ステージのマネージャーよ？
全てを把握しているはずなのよ！？
まぁこちら側にも仕切る人がいないんだから
話が行ってなくて当たり前か、と思ったり。
大抵こういった仕事の場合は現場に行けば
何とかなるものなんだけどな。。。
そんなんだからG.P.終了は予定時間20分越。
…G.P.ですか、これ
おっそろしい時間を過ごしていざ本番。
えぇ、分かってましたが
本番はうまいこと通ってしまうのです。
G.P.がグッダグダでもこうなるのです。
何故か。
全出演者の何とかしなきゃ精神の賜物‼️
G.P.を通常通りG.P.として出来たなら、
精神的も肉体的にも本番の負担が違うよ？
ちゃんとG.P.やったらモチベもっとUPよ？
とにかく1〜10までグッダグダ。
最後に総合プロデューサーがステージ上に
ステマネ引っ張ってきて俺らやったぜ的に
両手をあげた後2人が抱き合う瞬間を見ても
何の感動もないし逆に興醒め。
「ソウデスカー」
でもニコニコしながら立ってないとなので
仕事仕事と思ってやりました。
多分ステージ上にいた同業者達は
同じ気持ちだったんじゃないかな(推測)。
おまけに、とあるお偉方さんから
貴重なビデオメッセージとやらがあり。
それを観ているととてもではないけど
ありがたさは微塵もない。
何故ならソファーにふんぞり返って座り
ソファーの手をかける部分に手を放り投げ
左手には原稿、ほぼ棒読み。
挙げ句の果てにその原稿を読み終わった瞬間
紙をパッと手から離す、放り投げてる。
本当にお偉方なんだけどどう見てもダメ。
人って言葉より行動を見るんだよ。
撮ってる人も注意しないのかねぇ。
偉すぎて文句言えないのかな。
G.P.でその映像を見たけど
「演奏会の趣旨からの乖離がひどすぎる」
ってみんなで言ってた。
…そうでしょうね😅
私達頑張った、の話でした。
ゴイチドクアリガトゴザマシタ。
by やかお