明日、宇都宮行き。
10月25、26日と、宇都宮の森林公園で、第17回ジャパンカップサイクルロードレースが開催される。
と言っても、殆どの人がなんのイベントかご存じあるまい。残念なことに、日本ではサイクルロードレースはマイナースポーツだから。
「自転車レースの観戦に行く」といえば、すぐさま「競輪?」という反応が返ってくるのが、まあ通常の反応だろう。
しかし、サイクルロードレースは、ヨーロッパを中心に親しまれている、歴史あるスポーツなのだ。
サイクルロードレースとは、公共の道路を使って、ロードレーサーという自転車を使って速さを競う競技だ。ワンデイレースと呼ばれる、その日一日で優勝者が決まるレースと、ステージレースと呼ばれる、何日にもわたって様々なコースを走り、一日ごとの優勝者と、総合の優勝者を決めるレースとの、2種類のレースに分けられる。ステージレースの代表格はツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ヴェルタ・エルパーニャだろう。この三大レースは、グラン・ツールとも呼ばれる。宇都宮のジャパンカップは、ワンデイレースに当たる。
ロードレースの優勝者は選手個人なのだが、ただし、これは個人の戦いではない。ロードレースとは、チーム競技なのだ。
ロードレースのチーム人数は通常5~9人だ。レースによって違うが、たとえばグラン・ツールでは9人だが、ジャパンカップでは5人のチームで走る。
チームはレースの優勝を狙う一人の「エース」と、その選手を勝たせるために走る「アシスト」で構成される。
つまり、今回のレースでいえば、13チーム65人が選手として出走するが、事実上、優勝を狙うのはチームの数と同じ、13人なのである。
アシストは、エースの為にペースを作り、風除けになり、“仕事”を終えると集団後方へ下がっていく。
もちろん、エースにアクシデントがあれば、アシストもトップを狙える可能性がある。しかし、それはチームにとってはあくまでも「アクシデント」なのだ。
しかし、アシストは単なる捨て駒ではない。ファンは知っているのだ。その選手がどんな仕事をしたか。彼が辛い登りでエースをどんなに助けたか。だから、ファンはアシストに惜しみなく声援を送る。
その声に押されて、また足を踏み出すことができる。
それが、ロードレースの観戦をし、選手とのつながりを感じる、ファンの一番の喜びでもある。

昨年、宇都宮のジャパンカップに観戦に行ってきた時、サウニエル・デュバルというチームのルーベンス・ベルトリアーティ選手夫妻に会った。
彼もまた、すばらしいアシスト選手で、尊敬すべきキャリアの持ち主だ。
2002年のツール・ド・フランスにおいては、ステージ優勝も果たしている。ステージレースでは、その日の地形やコンディションによって、アシスト選手でも優勝を狙えるチャンスがある。彼はその数少ないチャンスを手にした、偉大な選手。
この写真を撮った時は、もうレースを終えたあと。宇都宮のレースは、シーズン最後のレースでもある。この後は、もうのんびりと観光してオフシーズンを楽しむだけだ。
明るくお茶目な奥さまは、日本でお買い物をしたいからと、ルーベンスのチームジャージやキャップを、路上で売っていた(^^)
実は、これは観客の毎年の楽しみでもある。シーズンを終えて帰国する選手達は、自分の持ち物を売ってしまって手荷物を軽くし、またお小遣いを少しでも手にするために、「露天商」と早変わりすることが多いのだ。
しかし、奥さんが、というのはちょっと珍しかったかもしれない。微笑ましい光景だった。
この絵は、ご夫婦へのプレゼントに、私がその時描いたもの。現物はお渡しし、そのコピーにサインをいただいた。
後日友人を介してご連絡いただいたのだが、この絵は昨年のクリスマスカードに使ったそうだ。気に入っていただいたようで、私も嬉しかった。
さあ、今年もいよいよ宇都宮だ。
観光も兼ねて、明日から宇都宮入り。金曜はチームプレゼンなどがあるようなので、それも楽しみ。
そして、駅前あたりで普通にうろうろしている選手達に遭遇するのもまた、毎年のこと。今年は誰に会えるだろう?
楽しみは尽きない、秋の宇都宮。楽しんでくるとしよう。
と言っても、殆どの人がなんのイベントかご存じあるまい。残念なことに、日本ではサイクルロードレースはマイナースポーツだから。
「自転車レースの観戦に行く」といえば、すぐさま「競輪?」という反応が返ってくるのが、まあ通常の反応だろう。
しかし、サイクルロードレースは、ヨーロッパを中心に親しまれている、歴史あるスポーツなのだ。
サイクルロードレースとは、公共の道路を使って、ロードレーサーという自転車を使って速さを競う競技だ。ワンデイレースと呼ばれる、その日一日で優勝者が決まるレースと、ステージレースと呼ばれる、何日にもわたって様々なコースを走り、一日ごとの優勝者と、総合の優勝者を決めるレースとの、2種類のレースに分けられる。ステージレースの代表格はツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ヴェルタ・エルパーニャだろう。この三大レースは、グラン・ツールとも呼ばれる。宇都宮のジャパンカップは、ワンデイレースに当たる。
ロードレースの優勝者は選手個人なのだが、ただし、これは個人の戦いではない。ロードレースとは、チーム競技なのだ。
ロードレースのチーム人数は通常5~9人だ。レースによって違うが、たとえばグラン・ツールでは9人だが、ジャパンカップでは5人のチームで走る。
チームはレースの優勝を狙う一人の「エース」と、その選手を勝たせるために走る「アシスト」で構成される。
つまり、今回のレースでいえば、13チーム65人が選手として出走するが、事実上、優勝を狙うのはチームの数と同じ、13人なのである。
アシストは、エースの為にペースを作り、風除けになり、“仕事”を終えると集団後方へ下がっていく。
もちろん、エースにアクシデントがあれば、アシストもトップを狙える可能性がある。しかし、それはチームにとってはあくまでも「アクシデント」なのだ。
しかし、アシストは単なる捨て駒ではない。ファンは知っているのだ。その選手がどんな仕事をしたか。彼が辛い登りでエースをどんなに助けたか。だから、ファンはアシストに惜しみなく声援を送る。
その声に押されて、また足を踏み出すことができる。
それが、ロードレースの観戦をし、選手とのつながりを感じる、ファンの一番の喜びでもある。

昨年、宇都宮のジャパンカップに観戦に行ってきた時、サウニエル・デュバルというチームのルーベンス・ベルトリアーティ選手夫妻に会った。
彼もまた、すばらしいアシスト選手で、尊敬すべきキャリアの持ち主だ。
2002年のツール・ド・フランスにおいては、ステージ優勝も果たしている。ステージレースでは、その日の地形やコンディションによって、アシスト選手でも優勝を狙えるチャンスがある。彼はその数少ないチャンスを手にした、偉大な選手。
この写真を撮った時は、もうレースを終えたあと。宇都宮のレースは、シーズン最後のレースでもある。この後は、もうのんびりと観光してオフシーズンを楽しむだけだ。
明るくお茶目な奥さまは、日本でお買い物をしたいからと、ルーベンスのチームジャージやキャップを、路上で売っていた(^^)
実は、これは観客の毎年の楽しみでもある。シーズンを終えて帰国する選手達は、自分の持ち物を売ってしまって手荷物を軽くし、またお小遣いを少しでも手にするために、「露天商」と早変わりすることが多いのだ。
しかし、奥さんが、というのはちょっと珍しかったかもしれない。微笑ましい光景だった。
この絵は、ご夫婦へのプレゼントに、私がその時描いたもの。現物はお渡しし、そのコピーにサインをいただいた。
後日友人を介してご連絡いただいたのだが、この絵は昨年のクリスマスカードに使ったそうだ。気に入っていただいたようで、私も嬉しかった。
さあ、今年もいよいよ宇都宮だ。
観光も兼ねて、明日から宇都宮入り。金曜はチームプレゼンなどがあるようなので、それも楽しみ。
そして、駅前あたりで普通にうろうろしている選手達に遭遇するのもまた、毎年のこと。今年は誰に会えるだろう?
楽しみは尽きない、秋の宇都宮。楽しんでくるとしよう。
