いつの間にか夏は終わる
夏の暑さが大の苦手で、夏が近づくとすぐに夏の終わりを待ちわびる私なんだが、こうも急に秋めいてしまうと、ゆく夏を惜しむような気分にもなるというもの。
子供の頃から、夏は部屋の片隅の日陰で寝転がって過ごすような有様だった。
夏休みのプール教室に毎年応募するのに、最初の一週間ですぐに中耳炎を患ってやめてしまう。夏休みがあけると、中耳炎の診断書を担任に提出して、プールの授業はそのままスルーになった。夏にはそんな記憶ばかり。
でも、田舎のおばさんの家に1週間かそこら遊びにいく時は、楽しかった。街中にあった自分の家よりずっと涼しかったし、全然知らない道も、森も、虫も楽しかった。その時だけは、外に出ていろいろ見ていたように思う。
この曲は、そんな思い出を引っ張り出してくれるような気がする。
はっぴいえんどの「夏なんです」。
細野晴臣の声がいいなあ。本人は自分の歌声に自信がなかったらしいが、どうしてどうして、味わいあって、いい声だよね。
音に古さというものを感じない、いい曲だなあ。いつの時代にも、風景にぴたっと寄り添ってくるような。
この曲を聴く時だけ、夏っていう季節が少し好きになる。
はっぴいえんどには大瀧詠一カラーと細野晴臣カラーとがあって、少し鈴木茂のも入るんだけど、みんな個性的なのにちゃんと「はっぴいえんどの曲」になってるのは、やっぱり松本隆の詞の世界があるからなんだろうか。
こっちはその、大瀧詠一の曲。歌っているのも大瀧詠一。「抱きしめたい」。
大瀧詠一の声も歌い方もやっぱり個性的。でも、はっぴいえんどらしい世界。
松本隆の詞の世界は、どっか、ふわふわしてつかみ所がなくて、若いときの独特の浮遊感を感じる。そのへんが切なさや懐かしさを感じる理由なのかなあ。
たとえば、好きだったあのこが、ずっとカセットで聞いていたのを、そっと見ていたような、そんなカンジ。
なんかちょっぴり、ノスタルジィ。

子供の頃から、夏は部屋の片隅の日陰で寝転がって過ごすような有様だった。
夏休みのプール教室に毎年応募するのに、最初の一週間ですぐに中耳炎を患ってやめてしまう。夏休みがあけると、中耳炎の診断書を担任に提出して、プールの授業はそのままスルーになった。夏にはそんな記憶ばかり。
でも、田舎のおばさんの家に1週間かそこら遊びにいく時は、楽しかった。街中にあった自分の家よりずっと涼しかったし、全然知らない道も、森も、虫も楽しかった。その時だけは、外に出ていろいろ見ていたように思う。
この曲は、そんな思い出を引っ張り出してくれるような気がする。
はっぴいえんどの「夏なんです」。
細野晴臣の声がいいなあ。本人は自分の歌声に自信がなかったらしいが、どうしてどうして、味わいあって、いい声だよね。
音に古さというものを感じない、いい曲だなあ。いつの時代にも、風景にぴたっと寄り添ってくるような。
この曲を聴く時だけ、夏っていう季節が少し好きになる。
はっぴいえんどには大瀧詠一カラーと細野晴臣カラーとがあって、少し鈴木茂のも入るんだけど、みんな個性的なのにちゃんと「はっぴいえんどの曲」になってるのは、やっぱり松本隆の詞の世界があるからなんだろうか。
こっちはその、大瀧詠一の曲。歌っているのも大瀧詠一。「抱きしめたい」。
大瀧詠一の声も歌い方もやっぱり個性的。でも、はっぴいえんどらしい世界。
松本隆の詞の世界は、どっか、ふわふわしてつかみ所がなくて、若いときの独特の浮遊感を感じる。そのへんが切なさや懐かしさを感じる理由なのかなあ。
たとえば、好きだったあのこが、ずっとカセットで聞いていたのを、そっと見ていたような、そんなカンジ。
なんかちょっぴり、ノスタルジィ。