Stardust☆Stardust☆Stardust | 猫なでにき

Stardust☆Stardust☆Stardust

「Stardust」というスタンダードナンバーを、初めて耳にしたのはいつだか記憶にない。気がついたらもう知っていたということだ。
グレン・ミラー楽団のLPがうちにあったから、きっとそのバージョンが「Stardust」の初体験だったのだと思う。その後もオーケストラ、ヴォーカル、いろんなバージョンを聴いてきた。

「Stardust」は、沢山の人に演奏され、歌われて愛されている名曲だけど、私が一番好きなのは作曲者 Hoagy Carmichael 本人が演奏し歌ったこのバージョンだ。間奏の口笛の部分の色気がなんともいえない。



見て分かるとおり、彼は結構男前。実は俳優としても活躍していて、『我等の生涯の最良の年』(1946)や『情熱の狂想曲』(1949)など、何本もの映画に出演している。(TVドラマ『ララミー牧場』でもレギュラーを持っていた)

この曲は彼が28才の年、弁護士としての仕事が軌道に乗りかけながら、一旦は諦めた音楽への道を再度目指して故郷へ戻った時に、かつての恋人との思い出を元に作った曲なのだそう。
最初はメロディだけで、歌詞は2年後にMitchell Parishが作ったものだが、美しいメロディと詞は、わかちがたくイメージが融け合っている。(Mitchell Parishは、Glenn Millerの名曲「Moonlight Serenade」の作詞者としても知られている。ロマンチックな世界が彼の作風なのかもしれない)


本当に多くの名演奏、名歌手による素晴らしいバージョンが存在するこの曲なんだけど、ちょっと変わったところでこの人をご紹介しよう。
Jean Sablon(ジャン・サブロン)はフランス人の歌手。つまりこれはフランス語バージョン。後半部分は、英語(フランス語訛りの)で繰り返されている。



当時 Jean Sablon は、アメリカに進出してきたばかりで、その甘いマスクと独特のフランスの雰囲気で、「フレンチ・ラヴァー」と呼ばれ人気を博したそうだ。
しかし当時は知らないが、今の私達からみると甘いというより、少々濃いよね……。


Hoagy Carmichael
ちょっと曲の話題から離れるが、アメリカ的ちょっとニヒルなハンサムHoagy Carmichaelと


Jean Sablon
アメリカで一旗あげた当時のイケメン、Jean "french Lover" Sablon を並べてみると


お国柄というものが顔に出ているような気がする…。





でも、Jean Sablon がアメリカで人気があったのも納得する理由がある。
だって、この大スターに、

Clark Gable
似てる…。こんばんは、Clark Gableです。







※おかしい。曲の紹介のつもりだったのに…。