タイトル通り


今日は障害児保育の見学にいってきました




将来はなにか子どもたちの支援がしたい


いつからか漠然とそう思うようになった




いわゆる『ふつう』から


こぼれ落ちてしまった子どもたちの


彼ららしさの支援がしたい、と




自閉や発達障害などを抱えた子


障害の診断はされていないけれど


『ふつう』の枠に押し込められるのが苦手な子


家庭の貧困や虐待、いじめなどの問題を抱える子


そして上手にSOSが出せない子




そんな子たちに寄り添って


彼らのペースで生きていく手助けが


なにか新しい一歩を踏み出すための


小さなお手伝いがしたい




漠然とそんなことを思ってても


いったい将来はなにをしたらいいのか


今はあんまりわからない




だから今はたくさんの現場を見て学んで


経験を積みたいと思っている




就職したらそんなに簡単に離職できないけれど


アルバイトは多少無責任に離れられる


かなり軽い気持ちで現場を覗きにいってきた




とはいえ


引っ込み思案で小心者な私が


現場に落とされてなにができるわけでもなく


部屋の隅っこで


子どもたちを眺めることしかできなかつた




でもね


そうして数十分が経ったころ


「名前なんていうんですか?」


って多分ダウン症の女の子が聞いてくれた




名前を答えるだけで


上手く話をつなぐこともできず


黙りこんでしまった私




その子はすぐにどこか行ってしまった




そうだよなぁ


もっとうまく話せたらなぁと


後悔していると


なにやらおもちゃを持ってまた


「こっちで遊ぼう」




高齢者のデイで


アルバイトしている時も思ったけど


こんなんでお給料頂いていいのかなぁ


と思うほどに


こっちがたくさん刺激をもらって


人として育ててもらっている気がする




18年間毒親の元で


自我を押し込めて


人とコミュニケーションを取れずに生きてきた




人間って哀れな生き物だなぁと


冷ややかに思っていたことが




ニンゲンはへんないきものだなぁ


おもしろいなぁ


と楽しむことができるようになった




生きることは楽しいのかもしれない




一生懸命に遊ぶ子どもたちを見ていると


時折見せる


とびきりの笑顔に出会えると


自分も楽しんでみようと


すこし思うことができるんだ