子供の頃から何故か、なんとなく民謡が好きだった。
昭和80年代はテレビで演歌歌手が歌っているのが普通であったし、
子供ながら八代あきや吉幾三を真似て歌ってみたものだった。
演歌と民謡の違いなどはよく分からないが、通づる物があると考えていた。
20代の頃、親友が沖縄に行くというのでお土産に沖縄民謡のCDをお願いした。
それは半分冗談のように、なんとなく言った言葉だった。
親友は僕の言葉通り、ガチな、ザお土産的な、沖縄民謡のオムニバスCDを買ってきてくれた。
おもしろ半分でそのCDを聴いていたが、やがて歌詞の内容を知ったりするとますます興味が湧いてきた。
その中でも特に、親が子を思う愛情を歌ったもの(『童神』や『てぃんさぐぬ花』など)に惹かれた。
20代後半で二人の子を持つ父親になっていたせいもあったのだろう。
また、『ハイサイおじさん』や『唐船ドーイ』のような、ノリだけで突っ走る(?)曲も好きだ。
三線のリフレインがたまらないのは何故だろう。
いつか、沖縄で三線の心地良い響きの沖縄民謡(もちろんウチナーグチで)を聴きながら
クースー(古酒)を深酒したいと
願っている。