

当店ナティアのコンセプトである「都会で洒落た田舎暮らし」「家(箱物)を綺麗にするだけではなく、心も身体も豊かなライフスタイル」そんな思いが共感を呼び、ここモール全体のデザイン・プロデュースを担当することになりました

おまけに当店もこちらに移転する運びとなり、設計、現場管理と並行して引越し作業もこなし~超超多忙な数ヶ月を過ごしました

オープンしてから1年半が経過し、やっと落ち着いてきたので、これまでなかなか公開できなかった工事日記を綴ってみたいと思います。

ララカフェモールは、自然や健康、癒しをテーマとし、コンセプトを「ナチュラル志向の次世代ライフスタイル提案型ショップ」といたしました。

カフェ、マルシェ、インテリア・衣料雑貨、コインランドリーのエリアに分け、多目的に使えるギャラリーも併設して、地域の皆様に楽しんで活用していただく空間をプランニングしました。
2011年1月、現場調査へ。


以前は、寝具や衣料を販売していた店舗で、私も利用したことあるお店だったので、このお話をいただいた時、「あの建物をどうリメイクしようか」と心躍らせていました。

しかし実際、仕切りが取り外された室内を見て、建物の半分以上を倉庫として使用されていたことが分かり、210坪という体育館並みの広さに頭が真っ白になったのを覚えています。

改装プラン~図面~打合せを何度も何度も繰り返す最中、2月中旬に着工。
まずその一角に、洗剤未使用でも汚れが落ちるイオン水を導入したコインランドリーを新設。床やPOPの色合いもナテュラルに統一し、テーブルやマガジンラック等も無垢材で製作しました。
2週間後、正面に看板を取付けるパラペット板壁を立ち上げ

3/5ナチュラルなコインランドリーがオープンしました


そしてその6日後、
あの東日本大震災が!!
慌てて見に行くと、天井エアコンのカバーは全部落ちて割れてたけど、心配したパラペット板壁は無事でした~

波乱万丈な幕開け

その後も連日余震が続く中、室内の間仕切り工事を進め、エリアごとに仕切っていきます



そしてひと通り下地工事が終わった段階から
シャビーシック職人Akiの登場!


ここでは思いっきり古材やアンティーク品を使って造ろう~♪♪とバリバリ張り切っていたので、工事が始まるや否や寝る間も惜しんで古いものを集めていました。 でもね~古材が思うように手に入らないの。。
そこで、大工さんに「一度でいいから倉庫を見せてもらえませんか?」とお願い。「そんな使えるような材料はないよ」と言う大工さんを尻目に、倉庫へ乗り込みました。代々材木屋さんだったんだもの何かあると期待して

すると、あるわあるわ♪あれもこれもと引っ張り出して、なんとか分けてもらうことに成功!やった~!♪♪大工さんは、こんな古い材料じゃやり辛い
と先々不安になられたと思いますが。。
ここからは毎日、私が現場監督
梁を柱にしたり、足場板をカウンターにしたり、「綺麗に貼らないでいいです」とか「綺麗に塗らないでいいです」と説明する度に、職人さんは目を丸くして「こんなのやったことないよ~」と苦笑い。皆さんシャビーシックに初挑戦されました


旧店舗2階から決死の思いで運んで下さったナティアオリジナルキッチンコーナーの腰壁や天井には、前の店の剥した床材を、うちのスタッフがサンダーで削ったり、バーナーで焼いたり大活躍!


壁のペンキや珪藻土塗りも自分達でやりました

電気や床工事が済んだ後、

家具や小物を搬入して、
4/29
当店ナティアがプレオープンいたしました

そしてGW明けからカフェ工事へ突入!



こちらは古材風にエイジングした柱やカウンター、レトロな窓を組み込み、腰壁に白いモザイクタイルを貼ったりして、ナチュラルフレンチスタイルでまとめました

5月中旬には珪藻土を塗ってみたい人を募って、30名ほどでカフェの壁塗り体験会も行いました。自分の手形を付ける人、クジラの絵を描く人、小さな子供も楽しそうに塗っていました


着々と工事が進行する中、我々ナティア軍団は家具のリメイクにも着手。昔の建具や家具を使って、すべての什器をこの空間に溶け込むよう変身させました。





6/10ようやくカフェがオープン



続いてその一ヶ月後にマルシェ(自然食品コーナー)やギャラリーも体制が整い



着工からちょうど半年後の7月中旬に
グランドオープンとなりました

バンザーイ!


長かったような短かったような・・
通常ならゴミとして捨てられていくものを、知恵とアイデアを振り絞って活用したリサイクルリフォーム。資源を有効利用したリノベーションこそが私のやりたかったこと。喜びと安堵に浸りつつ、半年ぶりに休みを取り爆睡したっけ~

様々な問題を抱えつつも、周りの皆様のご協力、ご尽力で、このララカフェモールは完成しました。
深い感謝の思いを今、改めて捧げます。本当にありがとうございました

