窓を開けると気持ちの良い風が
入って来て、
綺麗になったお庭を眺めながら
彼と過ごす時間は至福でした
ここ一面草だらけだったんです
明くる日、仕事が終わり家に帰ると、
いつもと変わらない、母からの差し入れ。
お母さん、どんな感じ?
いつも通り来て、相変わらずな物
置いてあった
じゃあ、まずは、
昨日は驚かせてごめんなさいって
誤りな。
えーー、
嫌だよ。そんなん
だめだめ、ちゃんと謝らなきゃね、
お願いだから言う通りにして!
渋々言われた通りLINEを母へ。
母からは、自分の人生なんだから、
好きにしてね。
って返事がきました。
え!良いじゃ〜ん!
反対なんてしてなくて、前向きじゃん!
そんなことないよ、
勝手にすれば!って言いたいだけでしょ?
違うよーどうしてそうなっちゃうの?
ちゃんと、有難う、次は心配かけないように
するからね、って送りなー
彼の言われるまま、母にLINEを
送りました。
不思議なくらい、彼の言う通りに
母からも返事が来て、
最終的には、母とのLINE良い感じで
終わることが出来ました。
このLINEのやり取りの間、
ずっと彼は電車にも乗らず電話で
対応してくれました。
残業で遅くなりもう9時近いのに
もう良いから電車乗ってー
家に着かないじゃん
だめー、アドバイスLINEじゃ出来ないから!
私の母なんだから、私が1番よく
理解している、母は彼が思うような
人じゃないんだから!
って思っていたけれど、
もしかしたら、私自身が、
母から過去に言われたきつい言葉が
トラウマになり、
母のこと歪んでみていたのかもしれない、
そんなこと今頃気づきました
その後の母も、彼の話題になることはない
けれど、今まで以上に穏やかな雰囲気で
接することが出来ています
もう、ほんと〜
彼って凄過ぎる〜