月曜日の夜、みなさま、いかがお過ごしでしょう?


今日は祖母の命日です。


同居の祖母ではなく、別居の母方の祖母です。


悪い方のおばあちゃん、良い方のおばあちゃんと認識していた

良い方のおばあちゃんです。



幼い子供への刷り込みは大罪です。



悪い方のおばあちゃんが悪かった理由は

本当は私が憎たらしい子だったからじゃないんじゃないのか

と、今ならなんとなく思えます。




良い方のおばあちゃんは、とても優しかったです。

笑顔しか思い出しません。


家に行くといつもお掃除をしていました。

おでかけのときにはいつもおしゃれをしていて。


そうなの〜そうなの〜?と私の話を聞いてくれました。


あなたは可愛いから大丈夫。

よくそう言ってくれました。



仕事がなくて悩んでいた時も

あなたは可愛いから大丈夫。どこでも働けるし、いい旦那さんも見つかるよと言ってくれて


なのに私は(そのとき19歳でした)いつまでも若くないの。今から頑張らないと30歳になったときに困るの!と少し怒って返事をしてしまいました。


おばあちゃんは悲しそうな顔をして、

じゃもう行くね、またね。と帰っていきました。


でもその気休めの励ましも、きっとその頃の私の力みのようなものも、 

どちらも間違いではなかったと今は思います。




それから5年後、おばあちゃん、急に事故で亡くなってしまって。

急にお別れして。


何度も電話をかけました。

前のように、その声はナテラさんだな〜?と明るい声は聞けません。



おばあちゃんのようになる。


それは今、できているんだろうか。



体質ばかり似て、

低血圧もメニエールもある。


だからおばあちゃんと似たように健康管理はちょっと神経質だ。


そんなところばっかりじゃなく、

ちゃんとおばあちゃんに励ましてもらったこととか

おばあちゃんの明るい声を今度は私が誰かにあげる。



母が悩むと私に話に来る。


あんたと話すと落ち着くんだよねって前に言っていたことがある。


内心、そう言いながら私の話はあんまり聞いてくれないんだよなあ…と複雑な気持ちにもなるけど


おばあちゃんのとこに送るまでの見守り役と思えば

なんとなく大役をおばあちゃんからもらったような


それはそれで、え?やばくない?っていう思い込みだけど笑


まぁいいかなと思ったりもする。




母は祖母とケンカ別れだった。

ケンカして母がタンカ切って実家を出て、数日後の訃報だったらしい。


70才の母親とケンカ⁈とは思う笑


でもうちの母らし過ぎて。


困った顔で去る後ろ姿を見送る祖母の顔も容易に想像できて…笑



まぁ、なんか、そんなふうに

今年も思いを巡らせる

そんな12月4日です。