剛君の音楽劇『道』 観劇後の自分についてです。
観劇後、自分で思った以上の衝撃を受けました。
常に色々な場面を思い出すのですが、深く記憶を辿れませんでした。
帰りの旅路だったりもあり、すぐ涙が溢れてくるので、次の日帰宅するまでは、自分から意識的にシャットアウトしなければいけない時もありました。
帰宅後も、何をしてても、何を見ても『道』を思い出すのに、すぐに記憶から逃げようとしてしまう。
『道』に正面から向き合えませんでした。
ストーリーも辛かった。
ジェルソミーナもザンパノも。
観たくても、もう2度と観ることができません。『道』と『剛君のザンパノ』が、自分の奥深くに残るのが怖かったのかもしれません。
思い返せば思い返すほど、また観たくて観たくて堪らなくなる。
本当に自分でも情けない。
あんなにチケット当選した時嬉しかったのに。
あんなに一生懸命、剛君を目に焼き付けようとしたのに。
折角、剛君を見に、剛君の舞台を観に東京まで行ったのに、何をしてるんだろう?
観劇する日まではあんなに追っていた情報も、自分が観た後もとても気になるのに、あまり食指が動かない。
皆さんの感想や情報を見て喜んでは、やっぱり剛君は凄いと誇らしくなりながらも、やっぱりまた観たくなって複雑な気持ちになる。
剛君の舞台を観たくても観れない方々が沢山いることを知っています。
チケットが当たらなかった方もいます。
遠方に住んでいたり、色々な理由で東京まで行けない方々がいるのも知っています。
札幌の私だからこそわかることがあります。
剛君に会えるだけでも幸せ。
舞台を1度でも観れるだけでも幸せ。
観る前はそう思ってましたが、そんな簡単じゃないですね。
1度では満足できない。
何度も何度も観たくなる。
あんなに楽しみにしてた舞台も、だんだん近づくにつれ素直に楽しみにできない自分もいる。
自分で無意識のうちに、心のどこかでブレーキをかけていたんでしょうね。
終わってしまえば、楽しみがなくなる。
また暫く剛君には会えません。
普段、のほほんとした生活をしてる私には刺激が強すぎました。
受け止める余裕がありませんでした。
本当に『道』は素晴らしかった。
本当に『剛君のザンパノ』も素晴らしかった。
次、剛君はいつ舞台出るのかな?
その時私はまた、チケット当たって東京まで行けるのかな?
今度は、皆さんのように素敵な感想が書けるような自分になっていたいと思います。←それは無理かな 語弊力がないし
今度は、舞台を大きく受け取められるような自分になっていたいと思います
そしてまたいつか、剛君の舞台が観れることを楽しみにしていきたいと思います