英字新聞を読むことが好きなので、近所の図書館の英字新聞を読み比べた感想を書いてみます。

自宅近くの図書館や外出先の近くの図書館など複数の図書館で読んでみました。

筆者はTOEFL iBT Reading25点、TOEIC L&R 915点、程度の読解力です。

英検準1級の単語帳はイディオム以外は大体わかります。

ankiという忘却曲線に沿った学習アプリで英検1級の単熟語を隙間時間に学習中です。

 

初級 Japan Times α(読むのに大体15分程度)

  • 24ページ。
  • 全体的に短い記事が多い。
  • 1面の記事を3行に訳す例が載っている。
  • 語彙の説明が丁寧。説明のない語彙は英検2級程度だと思う。
  • 日常会話や日本を紹介する英語表現のコーナーがある
  • TOEICの練習問題や英検1級の2次対策に使えそうな小論文のコーナーがある
  • 和製英語と英語の違いや、類義語の使い分けを英語で説明するコーナーがある
  • 映画や旅行などのエンタメのページがある

初級 Asahi Weekly(読むのに大体15分程度)

  • 24ページ
  • Japan Times α よりは記事が長め
  • 語彙についてはJapan Times α と同程度だと思う。
  • 天声人語や読解問題のコーナーがある。
  • 定期購読での割引がないのでJapan Times αをFujisanで定期購読するよりは割高
  • 定期購読は月1600円、1部400円

中級 Japan News(読むのに大体1時間程度)

  • 16ページ
  • 語彙は英検準1級と1級の間くらいで解説はない
  • 国内のニュースとスポーツの記事のの割合が多い
  • 読売新聞の社説が対訳で掲載されている
  • 長い記事と短い記事が混ざっている。
  • Washington Post の抜粋が2ページある
  • 学習者向けのページが1ページある
  • 1部150円なのでコスパがいい。

中上級 Japan Times(読むのに大体1時間程度)

  • 10ページ
  • Japan News よりは英検1級の語彙の割合が多い
  • Japan News より長めの記事が多い
  • The New York Times とセットで300円

上級 The New York Times (Japan Times αとJapan Timesを中心に読んでいるのですべてを読んでいない。)

  • 難易度自体はThe Japan Timesと大きな差がないが、特に政治の記事についての説明が詳しくないので、背景知識を勉強しないと政治的な記事は理解するのが難しく感じた。
  • 海外の政党の話や選挙の話は継続して読まないと難しい。
  • 海外の政治に関するニュースが中心だが、文化や旅行の面もあって面白い。
  • 15ページ
OpinionやEditorialのページを熟読したり筆写したりすると、小論文の書き方の参考になると思います。
初級の新聞はICUHSなどの英語の入試が難しい高校や大学受験の対策になると思います。
 
Japan Times 電子版はiPadで読む場合タッチするだけで単語の意味がわかるので、電子版の場合はJapan Newsよりもハードルが低いです。
 
英検2級レベルがないと辞書をたくさん引かなければならないので、英検2級の単語が難しい場合はZ会の速読英単語シリーズがおすすめです。入試問題から抜粋した面白い英文で英検準二級から準一級一歩手前くらいの単語を覚えることができます。個人的には旺文社の文単よりも英文の内容が面白いと思いました。旺文社の文単は準1級と1級の内容がおもしろいです。ただし、語彙レベルが実際の試験よりも簡単なのでパス単またはジャパンタイムズの単熟語EXを併用しないと合格は難しいかもしれません。