人も猫も | なつなつなっつ

なつなつなっつ

いらっしゃいませ。


「作戦会議」バンドトモフスキー



こんばんは

久しぶりに風邪ひきました。

3日前くらいから、若干喉がイガイガしていたので、痛み止めで凌いでいたんですが。

今日の昼寝から起きたら、決定的な喉の激痛と、くしゃみ連発だったので、迷わず町医者にGO。

長く生きていると、「この痛みになったら、抗生物質が必要」ってレベルが分かっているので、早めの町医者です。

気に入ってるのは、そこの先生は、「今後、鼻水が出るようになった時、痰が切れなくなった時、咳が止まらなくなった時、先回りして、がっつりお薬出しとくよー」って言ってくれること!

何度も症状の変化のたびに足を運ばなくて済む。



さて、

常日頃思う事は、人は誰もが一歩外に出たら、そのまま生きて帰ってこれる保証などないってこと。

んー、それで、毎日通ってくる黒猫も、外で飼われているいわゆる外猫。

うちは、直線の道でついスピードが出てしまいがちな道路沿いに門があるので、車に跳ねられて一生の別れになった猫が多い。

家から出さない、家猫にすればいいんだけど、飼い始める時に限って事情があって、外にも出すことになってしまう。

んで、甥っ子たちが生まれてからは、自分の子供じゃないから余計に溺愛していた私ですが。

幼稚園までは、手が空いている時など、バス停まで送ったり、お迎えに行ったりしてた時、身を挺して甥っ子が飛び出さないようにしてた。もちろん、飛び出さないようにと教えながら。

ちょっと公園に連れ出してあげる時も、常に神経張り巡らせて、何事もないようにしていた。

転んだくらいなら、もちろん、自分で立ち上がれるように、強制ではない言葉で励ましていましたとも!

でもね。

小学生になったら、もう、そういう事、してあげられないわけでしょ?

そこで、覚悟を決めたのです。

一歩外へ出たら、生きて帰ってくる保証などない。こちらに非がなくても、もらい事故とかね。

一応、「近所の、どんなに仲のいいおじさんおばさんでも、帰り道に通りすがりで車で家まで乗せていくよって言われても、絶対乗ったらダメ!」って言う事は言ってたけど。

どこで恨みを買って、誘拐されるか、とか、心配しだしたら、キリがないんですもん。

もともと、私も仕事や遊びで家を出る時は、このまま何事もないって保証はないって覚悟してたし。特に車で出かけるようになってからは、やっぱり、いくら自分が注意してても、もらい事故ってあるって悟っていた。

子供の頃、母がなかなか帰ってこないと「一生帰ってこないんじゃないか」って思ったら、待ってる時間が物凄く長く感じてたりしていた。

まあ、そんなこんなで、成人してからは、家族の誰かが出掛けるところに出くわしたら、自然と「いってらっしゃい。気を付けてね。」って言葉が出るようになっていた。

「気を付けて」と口に出せば、無事に帰ってこられる呪文のようにも思っている。

だから、お隣の猫にも、帰って行くときは、「道路に出ちゃダメよ、気を付けてね」って。時には「その辺に落ちてる毒団子なんか食べちゃダメよ」とまで言う。

言葉にすると、ほんと、呪文になるんじゃないかって。

で。

甥っ子たちですな。

実の親っていうのは、意外とドーンと構えているもので、比べて私は、心配症過ぎる性格だったけど、「一歩外に出て、生きて帰ってこれなかったら、その子の運命と思うしかない。」ここまで、ドーンとした気持ちでいられるようになった。

その代わり、今日も無事に帰ってきたことに、ものすごく安堵するわけです。

年老いた両親もそうです。

でもね、両親に関しては、たくさん生きてくれましたからね。

その時はその時だって、思えています。

ただ、まだ車の免許を返上していないので、(次の更新の時には返上させます。)特に油断しやすい、「ちょっとそこまで」の時のほうが、慌てて出て行くので、危ないなって思うので、折に触れ、口を酸っぱくして注意はしています。

両親二人で、ちょっと距離のある病院とか、健康ランドとか、出掛ける時は、「かえって、夫婦そろって帰らぬ人になるなら、幸せなんじゃなかろうか」と思ってしまう。



だからって・・・。

無差別に危害を加える愚か者など、一人で勝手に死ねって思う。



最近は、AbemaTVばかりずっと流していて、すっかりワイドショー見てないなあ。

夕飯の時は、誰が見るともなく、ニュースは流しているので、ちょろっと「また馬鹿なことしてる奴が捕まった・・・」って、ため息が出ちゃいますけどね。



今年も、市から、健康診断のお知らせが、成人の人数分、届きました。(ガン検診も含む。)

今年も、私と母は、検診を受けません。

もし、癌になったら、治療は痛み止めのモルヒネだけで、限られた時間を弱った体でも出来る範囲で、有意義に過ごせればいいと意思表示をしているからです。

死ぬってことは、それほど綺麗事ではないでしょうがね・・・。



さて、風邪は寝て治せ。

最近は早朝覚醒の波が来てます。

次回、「主治医に話した途端、それまでと逆になる」って話があるとかないとか・・・。