昨日は久しぶりに一日丸々オフ。何にもなかったのでゲオでDVD借りて一日家で過ごしたった。

見た映画は「ファニーゲームU.S.A」です。

タイトルは楽しげな感じですが内容は徹底して救われない恐怖モノ。

(ここから内容に触れるので、まだこの映画を見てなくて内容を見たくない方は、ここから見ないで下さい。)


湖の別荘にバカンスをしに親子3人が来た所から始まる。そこへ紳士的な好青年が二人尋ねて来る…が一転、子供みたいに無邪気な狂気を見せ始める。

そんな感じです。秀逸なのは並の恐怖映画なら父親から殺すトコロですが、この作品はまず10歳くらいの息子が撃ち殺されます。しかも「ど・れ・に・し・よ・う・か・な…」くらいのノリで。

並の恐怖映画なら奥さんはレイプされてるでしょう。ですが「歳の割に綺麗な奥さんに贅肉がついているかどうか」と言う賭けの対象として脱がされますが、それだけ。

性欲や金銭欲で襲ってる訳では無い、が故に子供じみた無邪気な残酷さが出ていました。

最終的に3人とも殺されます。全く救いの無い映画です。純粋な狂気がみれます。

ただ惜しいのは後半の「巻き戻し演出」です。あれはダメ。せっかく良い映画なのに、あの演出でだいぶ減点。

仲間の男は、あの時点で死んだままでも良かった。

画面ごしにコチラに話し掛ける演出はあり。自分が3人目の加害者の様な気になる…それとも4人目の被害者か?