もうすぐ
人生の先っぽにたどり着く
彼女が焼いた
どっしりとしたこのチーズケーキを
その 重みを味を
淡々と受け止めよう
だれもかれも
この人生の後
どこに向かうのか
想いをなすには
あまりに短く
終わりに近付くとき
やっと初めて知ることの多さよ
計り知れない嘆きを聞け
小さくなった体から絞り出す怒涛の響きを聞け
どんなにぶざまになっても
わめき その先っぽにしがみつけ
最後のひとかけら
冷たい涙でのみ込んだ
笑ってなんて行くな
納得してなんて行くな
ありがとうなんて言うな
さよならなんて言うな
行くな
行くな
まだまだ行くな