水平線を見ていた


気が付いたら岸辺に小さな船が揺らめいていたから


漕ぎだすと滑るように水平線に向かっていった


吸い寄せられるように漕ぎ続けていくと


水平線だと思ってたのが   空の始まりだった


それでも  まだ漕ぎ続けたから


とうとう夜になって


星の間を航海したんだ


あまりの静かさに


星たちのヒソヒソ話が


耳のそばでくすぐったくて




目が醒めちゃった