◆引き続き小ネタです。

Wikiの出演作品の欄に載ってますが、

ヴェニアミン・スミエホフ氏は、78年の旧ロシア版「アトス」役の前に、
71年のテレビドラマ『二十年後』でアラミス役を演じていました。
(このドラマの詳細は良く分かりませんが、『三銃士』時代はなくて、いきなり『二十年後』みたいです…。78年のシリーズとは別モノ。)

71年だと、スミエホフさん31歳位…。デュマの小説設定と同じ(43歳位)だとすると、10歳以上年上の役です。

……しかも良く見ると、アラミス役のイーゴリ・スタリギンさんも出演してる………Σ( ̄□ ̄;)。
イーゴリさん(当時25歳位)の役は、ブラジュロンヌ子爵ラウル…。

つまり、アトスがアラミスで、
アラミスがラウル(笑)。何だコレ(笑)。

じゃあアトスは誰…?画像検索してみると、
アトス役 Олег Стриженов 氏は、キリリと厳しい顔つきの男前で、気高い貴族の将官役がハマりそう。
…確かにアトスだ(笑)。でも『二十年後』の穏やかなイメージはあまり無さそう??です。
ダルタニャン Армен Джигарханян 氏は、やや小柄で三枚目寄り?な印象。
ポルトス役Роман Филиппов 氏は大柄で、いかにもポルトスな感じでした。

FullSizeRender~0006.jpg

[ロシア版Wikiの画像より。]

(上段)右から、アトス、ポルトス、マザラン、ダルタニャン、アラミス。
(下段)右から、アラミス、アトス、ダルタニャン。

アトス役で見慣れている、スミエホフさんがアラミス…。
最初は正直、すご~~く妙な感じがしました。
アトス役の時と、体型も髪型もあまり変わらないし…(ー ー;)

でも、アラミスだと思って見ていると、何となくアラミスにも見えてくる……(←単純…)。
[こちらのページ]にファンの方が、当時の資料写真を載せられています。

写真を数点見ただけですが、アラミスだけに少し斜に構えたような…、アトスの時ほど眠たそうでは無いような…(笑)、印象を持ちました。

ほかに調べてみた内容としては、
(Google翻訳レベルです)
・デュマ没後100年の企画だったらしい。

・いきなり『二十年後』だったため、『三銃士』の方を期待していた視聴者は戸惑ったらしい。(そりゃそうだ…。)

・気になる肝心の作品は、どうもフィルムが残っていない…?らしい?

・当時の批評記事の評価は厳しそう…?でも、見ていた人は印象に残った…?ような感想あり。


今のところ、以上です。







◆新ロシア版の四銃士の中で、一番小柄に見えるアトスの中の人は182㎝らしい。
…では、他の人はどれだけデカいのだ?

と思って検索してみましたが、思っていたのとはちょっと違う結果になりました。
(そもそも、検索先のデータが間違っている可能性はありますが…。)

検索先はGoogle、Яандесで上位に出てくる「Узнай Всё 」(У.В)と、
「 Кино Поиск」(К.П)というページの数字になります。
記載がない場合は“無”としました。単位は㎝です。

ダルタニャン
…(У.В) 無 (К.П) 180
アトス
…(У.В) 182 (К.П) 無
ポルトス
…(У.В) 191 (К.П) 190
アラミス

…(У.В) 186 (К.П) 186
ミレディー
…(У.В) 170 (К.П) 170

[結果]…ネットのデータ上ではダルタニャンが一番小柄だった。

あくまでネットの数字なのでどこまで正確かは不明ですが、 “アトスが一番低い” と思っていたので意外でした。(確かに “三銃士” の3人で並ぶと一番低いですが。)
ダルタニャンのモフモフ髪型のせいで、高く見えていたのだろうか?
試しにカツラ無しの画像を見てみましたが、確かに同じ位に見えないことはないような…?。
(でも実を言うと、あまり良くわからず…(--;))

ちなみに、ミレディー役の方の身長も調べてみました。
場面によってはかなり小柄に見えるのですが、それでも170㎝でした。
…やっぱり周りがデカい…?
(比較:新垣結衣168㎝、杏174㎝…らしい)

*******
旧ロシア版も調べてみました。

ダルタニャン
…(У.В) 185 (К.П) 176
アトス     
…(У.В) 186 (К.П) 186
ポルトス   
…(У.В) 無 (К.П) 188
アラミス  
…(У.В) 無 (К.П) 無

[結果]…旧ロシア版のアトスは意外と大きかった。

まずはダルタニャン役・ボヤルスキー氏のデータがだいぶ違う…。
…もし176㎝だとすると、だいぶ低く見えそうですが…。
いろいろ見てみましたが、、アトスと10㎝も差があるようには見えませんでした。

また、アラミス役・スタルイギン氏は故人の為かデータが出てきませんでした。
…旧ロシア版は、 “とにかくポルトスが大きい” …というイメージだったのですが、
身長という点だけで見ると、そうでもなかったのだなー、と実感。

*******

◆ついでに俳優さんの実年齢差について。
どちらも、ダルタニャン俳優の実年齢と比べた場面…。

■旧ロシア版…
ダルタニャン (1949年生まれ)
アトス ,,,(1940年), 9歳年上
ポルトス ,,(1944年), 5歳年上
アラミス ,,(1946年), 3歳年上

…と、実際の年齢差は、見事にデュマの原作に近いです。

■新ロシア版…
ダルタニャン (1989年生まれ)
アトス ,,,(1980年), 9歳上
ポルトス ,,(1972年),17歳上
アラミス ,,(1980年), 9歳上 

…ポルトスが一番年上で、アトスとアラミスが同じ年。
銃士俳優でテレビに出た映像を見ていると、確かにどう見てもポルトス役のマカロフさんが、一番落ち着いていて先輩格です。

…対してアトスの中の人は、どっちかというと弟キャラというか、不思議妖精…?というか…で、あんまり“兄貴”という感じではないです。
(でも、ダルタニャン役リナリ君と二人で並んだときは、さすがに先輩な感じでそこは“アトス”っぽい。)









 

[◇ユーリー&スメホフ氏出演作のDVD発売中]で

紹介しました、ロシア映画
「キル・オア・ダイ~究極のデスゲーム」
(原題「Мафия: Игра на выживание」直訳→『マフィア:サバイバルゲーム』)見ました!

東京都、上野のTSUTAYAに
洋画「準新作」の「ミステリー サスペンス」コーナーに置いてありました(2016年10月10日現在)。

「マフィア」というゲーム(日本では人狼ゲームと言うらしい)を扱った作品です。
TSUTAYAの検索機では、星5つ満点のところ1つ(^^;)でした。
ロシアの映画サイトでも10点満点の5点とか、5点満点の3点とか…のようです。
感想は後で書くとして、まずはスミエホフさんとユーリーの役どころをご紹介。

■ヴェニアミン・スミエホフ(Вениамин Смехов)■


ルカ・セルゲーヴィチ役
投資ビジネスで成功した億万長者。
ギャンブル好きが高じてゲームに参加。

飄々としたキャラのおじいちゃん。
「老獪なギャンブラー」というより、いい人っぽく見えてしまう気がするのはスミエホフさんだから?


■ユーリー・チュルシン(Юрий Чурсин)■


コンスタンティン役

パッツン前髪で、スタートレックに出てくるスポックみたいで、
彼の宇宙人っぽさが際立っていましたが(^^)、エスパー役でした。
トリッキーな言動で、参加者を撹乱させるなど、ミステリアスな役で、ユーリーらしさが出てます。

…スミエホフさんもユーリーも、役者さんのキャライメージから外れた役ではなく、
その点では安心して楽しめました。

ただ次々と参加者が死亡宣告され、死んで行く様を延々見せられるのは、ちょっと……と思ったのが正直なところではあります。
最初不安だったのは、『初盤ですぐ殺される役だったら嫌だな~』という点でしたが、そこは一応クリアでした(^^;)


◆以下感想。

2072年のロシアでは「マフィア」というゲームの公開テレビ番組が放映されていた。
この番組の売り?は、犠牲者になった参加者は、本当に殺されてしまうという点。
11人いる参加者のうち、2人がマフィア、残りの9人が「罪なき」市民。
誰がマフィア役かは分からない。市民はマフィアを当てようとする、マフィアはバレないように嘘をつく…というゲームのようです。

最初は「疑心暗鬼のなか、協力したり裏切ったり…という頭脳戦がメインなのかな?」と思って見てましたが、
参加者同士の丁々発止も、葛藤や推理も弱い感じ。
そしてすぐ人が死ぬ。それも犠牲者宣告された後に、その人が恐れていたシチュエーションがわざわざ再現されて、毎回じっくり見せられる…。
…もしかして、頭脳戦よりこっちがメイン??

最近知ったのですが、ホラー映画には「スラッシャー映画」というジャンルがあり、『登場人物が次々に殺され、どんな風に殺されるかが見せ場』とのこと。
この映画には殺人鬼こそ出て来ませんが、「閉鎖された空間」で「次々と死んで行く」「死に様に趣向を凝らしている」…という点では、このジャンルの構造に当てはまっているようでした。

ただ「スラッシャー映画」として割り切れるかと言うと、そうでもなくて、
感傷的に盛り上げようとするシーンもあったり…。

でも登場人物の葛藤やドラマを描くには、その人物がどんなキャクターなのか?どんな思いでいたのか?という、説明シーンが不足していたように思います。

色んな事情を抱えた参加者が登場しますが、
ナレーションでザックリ説明されるだけ
…というパターンが多すぎて、登場人物に感情移入できず…、
かと言って「スラッシャー映画」として突き抜けた訳でもなく…、
というあたりが収まりの悪さの原因かなと思いました。


…色んな要素は詰め込んであったので、展開次第ではもう少し面白く出来たかもしれません。
自分の好みとしては、
…中盤の殺人シーンはざっと省略して、
ファイナル男女のエピソードを膨らますとか、
最後に黒幕とのバトルシーンを追加するとか、
謎を残して死んだエスパー@ユーリーが実は生きていて(笑)、黒幕とのバトルで華麗に活躍とか……(笑)


ちなみにユーリーとスミエホフさんの絡みは、作品中に殆んどありません…(ーー)
でも席が隣なので、カメラのアングルによっては
「同じ画面にお二人が映ってる!」てな事があって嬉しかったです。
…って我ながらビミョ~な楽しみ方だ…(^^;)