久しぶりの逢瀬は


アラフィフの乾いた身体に
すぐさま火を灯した

男もそうであったのだろう

激しいキスもそこそこに
すぐに女の胸の突起をその舌で
転がし始める



「あ!あぁん、、」



女も思わず声が出てしまう

男の口と指で執拗に責められ
甘い吐息と共に下からも何かが
溢れるのを感じていた




ホテルは女の好みであった


外見は昔ながらの古い建物である
フロントを通らずに済む仕様で
駐車場の2階がそのまま部屋になって
いるものだ

しかし室内はキレイにリメイクされ
アロマオイルが焚かれている
明るい室内は、清潔感があり
ちょっとしたシティホテルのようだ


田舎の広大な田園風景に囲まれ
その真ん中にポツリと佇むそのホテル


記憶する限り、4、5人だろうか


男達と逢瀬を繰り返した場所であり
好きな男と愛し合うならこのホテルがいい
と女は常々思っている




男の唇が徐々に下半身の方へ下りていく

男が目的とするその行為は
女が最も緊張を感じてしまう瞬間である


(臭わないかしら?)


男との逢瀬の前日には、腟洗浄剤を
必ず使うようにしている
月のものが無くなってからというもの
腟内の渇きとニオイが気になって
仕方がないのである



男はそんな女の心配など気にも止めず
女のヒダの内側の突起に舌を這わせる


(あぁ、、すごく感じる、、、)


久しぶりのその行為に、ニオイよりも
気持ち良さのほうが勝ってしまっていた



「あ、、あぁっ、、い、、イク、、!」



あっという間に


女は果ててしまったのである